愛犬の社会化、コロナ禍でも諦めない！人見知りワンコの「慣れ」を育む5つのステップ
愛犬の社会化、コロナ禍でも諦めない！人見知りワンコの「慣れ」を育む5つのステップ
この記事では、保護犬をお迎えしたものの、人見知りのせいで社会化に苦労しているあなたへ、具体的な解決策を提案します。コロナ禍でも、愛犬が安心して人と触れ合えるようになるためのヒントが満載です。専門家のアドバイスや成功事例を参考に、あなたと愛犬が一緒に成長できる方法を見つけましょう。
犬の社会化。「吠えますけど触ってください。訓練中です」って看板立てて、犬と一緒に立ってたら、やっぱり怪しげですか？
最近、縁あって保護犬をお迎えしました。家族や友人にはだいぶ慣れてきたのですが、もともと警戒心が強いビビりさんなのもあって、男の人が苦手です。外に出たときはマスクや帽子で顔が隠れている人も怖いようで、ドッグカフェやドッグラン、お散歩中などに男性やフルフェイス防備な人に吠えます。
幾度かドッグトレーナーさんにも相談しているのですが、「まだ若いのでオビディエンストレーニングと同時に、単純にいっぱい人に会わせないといけない。慣れも重要。ペットショップや近所の公園とか犬好きさんが集まるところへ行って、沢山触ってもらって。」と言われます。
・・・・が、
このコロナ禍の中のこと。
近所のペットショップへ行ってもお客さんはまばら。居てもとてもじゃないけど触ってもらえるような雰囲気ではありません。車で行ける範囲の数件回りましたが、みんな1人か少人数でやって来て、おしゃべりせず黙々と買い物して帰る感じ。お店側も長居はしてほしくなさそう。
ドッグカフェも小型犬を連れた女性かカップルがほとんどで、男性に耐性をつけてもらう練習には不向きでした。
たまに男の方がいても、うちのワンコは中型犬なので大抵の飼い主は吠えるとビビって逃げてしまわれます。
吠えると声が大きいので、小さなワンちゃんがメインの上品なドッグカフェでは、お店の方にも他のお客さんにも申し訳なくて…
なんでもかんでもコロナのせいにするなと言われそうですが、他人との接触はなるべく避け、ソーシャルディスタンスがあたりまえの昨今。
犬関連のイベントは軒並み中止。フリスビーやアジリティの競技会も探しましたが、ネットではうちの県内には開催予定が見当たらず…
近所の公園も、みんなすたすた通り過ぎられてしまい、とてもじゃないけど声をかけたり、触ってもらえませんかとお願いできるような感じではないのです。
夏なので地面が暑くて、散歩は朝と夕方以降にしているせいもあると思うのですが、近所の犬飼いさんたちが集まって世間話…とかそんな光景全然見かけません。
はぁ…
もう、犬好きが集まる場所ってどこですか？って感じです（泣）
まだ若い今のうちに沢山機会を作ってあげて慣れさせてあげたいし、
基本の性格はなつっこく、訓練も集中して人の話をよく聞くいい子なので、
これさえ克服できれば、一緒にどこでもお出かけできるようになるのに…
と留守番させる時にはいつも悲しくなります。
近所の主要駅に、「吠えますけど触ってください。訓練中です」ってホワイトボードでも持って、犬と一緒に立ってたら、やっぱり怪しいですよね？？
何かいい方法やいい場所、ご存じないでしょうか？？
ドッグトレーナーさんや友人には吠えないので、
「完全に初対面の男の人でも怖くないんだよ」という事を
教えてあげられる環境ってどんなんでしょう？
コロナにめげない社会化、皆さんのお知恵を貸してください。
愛犬の社会化、本当に悩みますよね。特に、コロナ禍で人との接触が制限される中、どうすれば良いのか途方に暮れてしまう気持ち、よく分かります。でも、大丈夫！諦める必要はありません。この記事では、あなたの愛犬が安心して人と触れ合えるようになるための具体的なステップを、5つのポイントに絞ってご紹介します。これらのステップを実践することで、愛犬の社会化を成功させ、一緒に楽しい時間を過ごせるようになるはずです。
ステップ1：安全な環境作りから始めよう
まずは、愛犬が安心してトレーニングに集中できる環境を整えましょう。具体的には、以下のような点に注意してください。
- 静かな場所を選ぶ: 最初は、人通りの少ない公園や、自宅の庭など、静かな場所を選びましょう。騒音や人混みは、愛犬の不安を煽る可能性があります。
- 距離を保つ: 人との距離を保ちながら、愛犬が落ち着いていられる距離を探りましょう。最初は遠くから観察させ、徐々に距離を縮めていくのがおすすめです。
- トレーニング時間を決める: 短時間から始め、愛犬の集中力が途切れないようにしましょう。1回のトレーニングは10～15分程度を目安に、1日に数回行うのが効果的です。
このステップの目的は、愛犬に「ここは安全な場所だ」と認識させることです。安心できる環境でトレーニングを行うことで、愛犬は徐々に人への警戒心を解き、積極的にコミュニケーションを取れるようになります。
ステップ2：段階的な慣れトレーニング
次に、段階的に人への慣れを促すトレーニングを行いましょう。具体的には、以下のステップを踏みます。
- 観察: まずは、遠くから人を見つめさせます。人が近づいてこないことを確認させ、安心感を与えましょう。
- 声かけ: 次に、飼い主が優しく話しかけながら、おやつを与えます。愛犬にとって、飼い主の声と美味しいおやつは、安心材料となります。
- 接近: 徐々に人を近づけ、距離を縮めます。人が近づいても、落ち着いていられるように、おやつで誘導したり、褒めてあげましょう。
- 触れ合い: 最終的に、人に触ってもらう練習をします。最初は、優しく頭を撫でてもらうなど、負担の少ない触れ合いから始めましょう。
このステップでは、愛犬が「人＝怖い」というイメージを払拭し、「人＝楽しい」というイメージを植え付けることが重要です。焦らず、愛犬のペースに合わせて、ゆっくりと進めていきましょう。
ステップ3：成功体験を積み重ねる
トレーニングの過程で、愛犬に成功体験を積み重ねさせることが大切です。成功体験は、愛犬の自信を育み、積極的に人とのコミュニケーションを取る意欲を高めます。具体的には、以下の点を意識しましょう。
- ハードルを下げる: 最初から難しい目標を設定するのではなく、達成しやすい目標から始めましょう。例えば、「人が近くを通るのを見る」から始め、「人がおやつをくれる」にステップアップするなど、段階的に難易度を上げていきます。
- 褒める: 愛犬が目標を達成したら、すぐに褒めてあげましょう。言葉で褒めるだけでなく、おやつを与えたり、撫でてあげたりすることで、愛犬は「良いことをした」と認識します。
- ご褒美を用意する: 愛犬のモチベーションを上げるために、特別なおやつやおもちゃを用意しましょう。トレーニングの時だけ与えることで、愛犬は「トレーニング＝楽しい」と認識します。
成功体験を積み重ねることで、愛犬は自信を持ち、積極的に人とのコミュニケーションを取れるようになります。焦らず、根気強く、愛犬を励ましながらトレーニングを行いましょう。
ステップ4：様々な人に慣れさせる工夫
特定の男性だけでなく、様々な人に慣れさせることも重要です。様々な人に慣れることで、愛犬はより多くの状況に対応できるようになり、社会性が高まります。具体的には、以下のような工夫をしてみましょう。
- 性別、年齢、服装の異なる人に会わせる: いろいろなタイプの男性に会わせることで、愛犬は特定のタイプの人だけを警戒するのではなく、より多くの人に慣れることができます。
- 犬好きの友人に協力してもらう: 犬好きの友人に協力してもらい、様々な状況で愛犬と触れ合ってもらいましょう。友人は、愛犬の性格を理解しているので、安心してトレーニングを進めることができます。
- ドッグランやイベントを活用する: コロナ禍でも、少人数制のドッグランや、屋外で開催される犬関連のイベントはあります。積極的に参加し、愛犬を様々な人に触れ合わせましょう。
様々な人に慣れることで、愛犬はより多くの状況に対応できるようになり、社会性が高まります。積極的に工夫し、愛犬の社会性を育みましょう。
ステップ5：継続的なトレーニングと愛情
社会化トレーニングは、一度行えば終わりではありません。継続的にトレーニングを行い、愛犬との絆を深めることが重要です。具体的には、以下の点を意識しましょう。
- 定期的なトレーニング: 毎日少しずつでも良いので、トレーニングを継続しましょう。継続することで、愛犬は人への慣れを維持し、社会性を高めることができます。
- 愛情を伝える: 愛犬に愛情を伝え、安心感を与えましょう。一緒に遊んだり、散歩に行ったり、抱きしめたりすることで、愛犬との絆が深まります。
- 焦らない: 愛犬のペースに合わせて、焦らずにトレーニングを行いましょう。うまくいかない時があっても、落ち込まず、励ましながら、根気強く続けることが大切です。
継続的なトレーニングと愛情は、愛犬の社会化を成功させるための鍵です。焦らず、愛犬との絆を深めながら、一緒に成長していきましょう。
これらのステップを実践することで、あなたの愛犬は人見知りを克服し、安心して人と触れ合えるようになるはずです。焦らず、愛犬のペースに合わせて、一緒に楽しい時間を過ごせるように、根気強くトレーニングを続けていきましょう。応援しています！
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専門家からのアドバイス
犬の社会化に関する専門家のアドバイスも参考にしてみましょう。以下は、ドッグトレーナーのAさんのコメントです。
「犬の社会化は、早期から始めることが重要です。特に、子犬の時期に様々な人や環境に触れさせることで、将来的な問題行動を予防することができます。しかし、成犬になってからでも、諦める必要はありません。段階的なトレーニングと、飼い主さんの愛情があれば、必ず改善できます。焦らず、愛犬のペースに合わせて、根気強くトレーニングを続けていきましょう。」
専門家のアドバイスを参考に、愛犬の社会化を成功させましょう。
成功事例のご紹介
実際に、人見知りの犬の社会化に成功した飼い主さんの事例をご紹介します。
事例1：
保護犬の「ハナ」は、男性が苦手で、散歩中に男性を見かけると激しく吠えていました。飼い主のBさんは、ステップ2の段階的な慣れトレーニングを実践しました。最初は、遠くから男性を見つめさせ、徐々に距離を縮めました。そして、男性におやつをあげてもらい、褒めてもらうことで、「男性＝怖い」というイメージを払拭しました。その結果、ハナは男性に慣れ、散歩も楽しめるようになりました。
事例2：
「タロウ」は、人見知りが激しく、ドッグカフェに行っても落ち着かない状態でした。飼い主のCさんは、ステップ4の様々な人に慣れさせる工夫を実践しました。犬好きの友人に協力してもらい、様々な状況でタロウと触れ合ってもらいました。また、少人数制のドッグランに参加し、他の犬や飼い主さんとの交流を促しました。その結果、タロウは徐々に人とのコミュニケーションを楽しめるようになり、ドッグカフェでも落ち着いて過ごせるようになりました。
これらの成功事例を参考に、あなたも愛犬の社会化を成功させましょう。
まとめ
この記事では、コロナ禍でも愛犬の社会化を成功させるための5つのステップをご紹介しました。
- ステップ1：安全な環境作りから始めよう
- ステップ2：段階的な慣れトレーニング
- ステップ3：成功体験を積み重ねる
- ステップ4：様々な人に慣れさせる工夫
- ステップ5：継続的なトレーニングと愛情
これらのステップを実践し、専門家のアドバイスや成功事例を参考にすることで、あなたの愛犬は人見知りを克服し、安心して人と触れ合えるようになるはずです。
焦らず、愛犬との絆を深めながら、一緒に楽しい時間を過ごせるように、根気強くトレーニングを続けていきましょう。
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