飲食店のバイト経験から学ぶ！ブラックバイトの見抜き方と、あなたを守るための対処法
飲食店のバイト経験から学ぶ！ブラックバイトの見抜き方と、あなたを守るための対処法
この記事では、飲食店のアルバイト経験を通して、ブラックバイトの実態と、そこから身を守るための具体的な方法を解説します。かつてのバイト経験から、理不尽な環境で悩み、辞めていった経験を持つあなたへ。同じような経験をしないために、そして、もし今まさにそのような状況に置かれているなら、どうすれば良いのか？具体的なステップと、役立つ情報をお届けします。
私が学生時代にアルバイトをしていた時の店長とその店長の一個下の人の話です。
広島のアルパークで私はバイトをしていました。(飲食店)
ある日私はキッチンの手伝いを任され、キッチンで仕事していたのですがタッパーに入っていた茹でてカットした野菜を丸ごと床に落としてしまいました。それを店長も見ていて、私が「これ、落ちてしまったんですが…」と言いかけたら当たり前のように「洗ってそこ置いといて」と言い平気でお客さんに出していました。私はてっきり捨てるのもだと思ってて、どこに捨てようか聞こうとしてたのでビックリして聞き返してしまいました。
また、ホールの日ではその日はお客さんがかなり多く忙しくて、しかも来てるバイトは3人。テーブルも少なく店も狭いので兎に角忙しくお客さんにもバイト仲間にも気を使う1日でした。店長の次に偉い人(仮にAとします)もその日は来てて、ホールは合計4人でやっていました。
忙しいかつ狭いということでAはとってもイライラしていて、バイトたちをお客さんがいる目の前で
A「早く〇〇番さんの机にこれもってって！」
A「〇〇と〇〇出来た！？」
バイト仲間「今やってます！！」
A「さっさとやれって言ったじゃんか！！！」
皿 ガシャーン
ビン パリーン
的な光景をやり、賑やかだったお店もお通夜のように静かになってしまうような光景が過去に何度もありました。
食べ終わったお客さんもたまにレジで「すみません。僕達がたくさん料理頼んでしまって…僕達のせいで怒られましたよね？」と気を使わせてしまうくらいやばい日もありました。
確かに商売なのでお客さんに早く料理を提供しなくてはならないのは分かるんですが、流石にこれって大の大人としてどうかと思いますよね？
〇みなさんこのお店についてどう思いますか？
衛生面とかも、ほんとダメダメな提供してて不安になるバイトでした。
ちなみに私はそういう事件が立て続けに起こり我慢出来なくなり速攻辞めました。
ブラックバイトとは？
「ブラックバイト」という言葉を聞いたことがありますか？これは、労働者を不当に扱うアルバイトのことです。具体的には、
- 過酷な労働時間
- 不当な給与
- 劣悪な労働環境
- パワハラやモラハラ
などが挙げられます。今回の相談内容にあるような、衛生管理のずさんさや、店長の理不尽な言動も、ブラックバイトの特徴と言えるでしょう。
ブラックバイトを見抜くためのチェックリスト
ブラックバイトかどうかを見抜くためには、いくつかのポイントをチェックすることが重要です。以下に、具体的なチェックリストを示します。
- 労働条件の確認
- 労働時間は適切か？（休憩時間はきちんと取れるか？）
- 給与は最低賃金以上か？（残業代はきちんと支払われるか？）
- 交通費は支給されるか？
- 有給休暇はあるか？
- 職場の雰囲気
- 従業員は活き活きと働いているか？
- 上司や同僚とのコミュニケーションは良好か？
- 怒号が飛び交うようなことはないか？
- 従業員の入れ替わりが激しくないか？
- 衛生管理
- 食品の取り扱いは適切か？（賞味期限切れの食材を使っていないか？）
- 清掃はきちんと行われているか？
- 従業員の健康管理はされているか？
- 教育体制
- 仕事内容について、きちんと説明があるか？
- マニュアルや研修制度はあるか？
- 分からないことを質問しやすい雰囲気か？
- 契約内容
- 労働契約書はきちんと交わされているか？
- 契約内容に不明な点はないか？
- 一方的に契約内容を変更されることはないか？
これらの項目をチェックすることで、ブラックバイトかどうかをある程度判断することができます。もし、少しでも「おかしいな」と感じたら、注意が必要です。
ブラックバイトに遭遇した場合の対処法
もし、ブラックバイトに遭遇してしまった場合は、一人で悩まず、以下の方法で対処しましょう。
- 証拠の収集
問題が発生した場合に備えて、証拠を収集しておきましょう。具体的には、
- タイムカードやシフト表のコピー
- 給与明細
- 業務日報
- 上司とのやり取りの記録（メールやLINEなど）
- 写真や動画（労働環境や食品の状況など）
- 相談窓口の利用
一人で抱え込まず、専門機関に相談しましょう。以下のような相談窓口があります。
- 労働基準監督署：労働基準法違反について相談できます。
- ユニオン（労働組合）：労働者の権利を守るための団体です。
- 弁護士：法的なアドバイスや、交渉を依頼できます。
- NPO法人など：労働問題に関する相談を受け付けている団体もあります。
- 退職の検討
心身に不調をきたすような状況であれば、退職も選択肢の一つです。退職する際は、以下の点に注意しましょう。
- 退職の意思表示：会社に退職の意思を伝えましょう。（口頭だけでなく、書面でも行うと確実です。）
- 退職理由：退職理由を具体的に伝えましょう。（例：「労働条件が合わない」「心身に不調をきたした」など）
- 退職日：退職日を明確にしましょう。（就業規則に従い、退職日の〇日前までに申し出るなど）
- 未払い賃金の請求：未払い賃金がある場合は、必ず請求しましょう。
- 情報収集と自己防衛
ブラックバイトに関する情報を収集し、自己防衛に努めましょう。以下のような方法があります。
- インターネット検索：企業の評判や口コミをチェックしましょう。
- SNSの活用：同じ職場で働いている人や、過去に働いていた人の情報を集めましょう。
- 転職サイトの活用：求人情報をチェックし、労働条件などを比較検討しましょう。
これらの対処法を実践することで、ブラックバイトから身を守り、より良い環境で働くことができる可能性が高まります。
飲食業界で働くことのメリットとデメリット
飲食業界で働くことは、多くの経験を得られる一方で、特有の苦労もあります。ここでは、飲食業界で働くことのメリットとデメリットを整理します。
メリット
- スキルアップの機会: 調理技術、接客スキル、マネジメント能力など、様々なスキルを習得できます。
- コミュニケーション能力の向上: お客様や同僚とのコミュニケーションを通じて、対人スキルを高めることができます。
- 達成感: お客様に喜んでもらえた時や、チームで目標を達成した時に大きな達成感を得られます。
- 多様な働き方: アルバイト、パート、正社員など、様々な働き方があります。
- 食に関する知識: 食材や調理法に関する知識を深めることができます。
デメリット
- 労働時間の長さ: 営業時間や準備時間を含め、労働時間が長くなりがちです。
- 給与の低さ: 他の業界に比べて、給与が低い傾向があります。
- 体力的な負担: 長時間立ちっぱなしでの作業や、重いものを運ぶなど、体力的な負担が大きい場合があります。
- 精神的なストレス: お客様からのクレームや、忙しさによるストレスを感じることがあります。
- 人間関係: チームワークが重要であるため、人間関係に悩むこともあります。
飲食業界で働くことを検討する際は、これらのメリットとデメリットを理解した上で、自分に合った働き方を選ぶことが重要です。
より良い職場環境を見つけるために
ブラックバイトを避けるためには、事前の情報収集が不可欠です。求人情報をチェックする際に、以下の点に注目しましょう。
- 企業の評判: 企業の口コミサイトや、SNSで評判をチェックしましょう。
- 労働条件: 労働時間、給与、福利厚生などを確認しましょう。
- 面接での質問: 面接で、職場の雰囲気や、具体的な仕事内容について質問しましょう。
- 見学の機会: 可能であれば、実際に職場を見学させてもらいましょう。
また、転職エージェントや、キャリアコンサルタントに相談することも有効です。専門家は、あなたの希望や適性に合った求人を紹介し、面接対策や、労働条件交渉などをサポートしてくれます。
もし、あなたが今の職場で悩み、転職を考えているなら、以下のステップで行動を起こしましょう。
- 自己分析: 自分の強みや、興味のある分野を明確にしましょう。
- 情報収集: 転職サイトや、転職エージェントを活用し、求人情報を集めましょう。
- 応募書類の作成: 履歴書や職務経歴書を作成し、企業にアピールしましょう。
- 面接対策: 面接で、あなたの魅力を最大限に伝えられるように準備しましょう。
- 内定後の手続き: 入社前に、労働条件などを確認し、納得した上で入社しましょう。
これらのステップを踏むことで、あなたに合った、より良い職場環境を見つけることができるはずです。
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まとめ
今回の相談内容にあるような、理不尽な労働環境は、決して許されるものではありません。もし、あなたがブラックバイトに遭遇してしまったら、一人で悩まず、適切な対処法をとりましょう。そして、より良い職場環境を見つけるために、事前の情報収集と、自己分析をしっかりと行いましょう。あなたのキャリアが、より良いものになることを願っています。
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