大学2年生、将来が見えない…音楽の夢を諦めたくないけど、どうすれば？キャリアコンサルタントが徹底解説
大学2年生、将来が見えない…音楽の夢を諦めたくないけど、どうすれば？キャリアコンサルタントが徹底解説
この記事では、大学2年生でありながら、将来への不安を抱え、音楽の夢を追いつつも、現実とのギャップに苦悩しているあなたに向けて、キャリアコンサルタントとしての視点から具体的なアドバイスと解決策を提示します。あなたの抱える問題は決して特別なものではなく、多くの若者が直面する普遍的な悩みです。この記事を通じて、あなたの不安を解消し、一歩踏み出すためのヒントを提供します。
将来何をすればいいのかまったく分かりません（軽く鬱気味ですが、現実的な言葉をお願いします）
現在大学２年目です。
単位はぼろぼろです。奨学金も停止です。
単位がぼろぼろな理由を振り返ってみると、正直何が原因だったのか、自分でも分かりません。
バイトのしすぎもあったかもしれない（平均月１０万は稼いでたと思います）
ただ単にだるいという感情だったのかもしれない
勉強をする気にまったくなれない
朝早い授業など、はやく寝ないと、と思い、早めに布団にはいっても寝つけず、結局起きれません
親が、「バイトなんてしなくても普通に生活できるお金は出してもいい」と言っていますが、そんな生活はしたくないです
そもそも親もお金がギリギリで、これ以上親のため息を聞きたくありません。
などです。
もしかしたらこれは大半の大学生がかかえている問題なのかもしれませんが…
ただ、このまま何年も大学に行って卒業できるか…と問われても「はい」と答えれません。
１、２年留年すれば卒業できるかと問われても正直分かりません。
卒業したらどうすればいいのかも分かりません。
もちろんこんな自分が大学院に行く、なんてのは全然考えていませんが、普通に興味のない職業に就いて働くのがたまらなく嫌です。
バイトは飲食店をしていますが、そこに就職するのも、嫌です。
嫌だ、嫌だばっかりなのは分かっています。
何にも犠牲にしたくないだとか、働きたくないだとか子供みたいなこと言っているのもわかっています。
自分で色々考えて、「これではダメだ。人間のクズだ」と思っても、上記のことが本音なのでどうしようもなく、この先のことが考えれません。
担当教員にも色々言われて、親にもかなり心配をかけているので、本気で勉強しないとと思いましたが、それでもほとんど勉強をする気になれません。
将来なりたいものがあるのかと聞けば、自分は音楽関係の職業につきたいと思っています。
必死でバイトして、お金貯めながら、音楽の専門学校にでも行きたいと、最近考えていますが、自分が本当になれるのか？思ってしまいます。
「なれるのか？なんて考えてるなら夢は諦めた方がいい」とある人（音楽とは無縁の人）に言われましたが、それなら僕はどんな未来を思い描けばいいのでしょう？
とりあえず悩む前に今の状況で色々頑張ってみようと思いましたが、結局現在の状況は、良くもなく悪くもなく…どちらかというと大学を卒業する、という進路で考えるならば、悪い状況です。
こんな自分に何か言ってください。
それとも自分に根性がないだけですか？補足chihiro550817さんの回答は、回答してくれてありがたいのですが、まったく理解できません。
同情や共感など求めていないです。
ただ、自分が知恵袋なんかに書いたのが悪いのは分かってます。
別に答えとかアドバイスとかそんなのを求めていたわけではないです。すいません。
客観的にみると大学卒業がするべきことだと思います。
が、それをしたい訳でもないですし、親も別に強制してません。
だから分からないんです。
1. 現状分析：あなたの置かれている状況を客観的に理解する
まずは、あなたの置かれている状況を客観的に分析することから始めましょう。現状を正確に把握することで、問題の本質が見えてきます。あなたの抱える悩みは、大きく分けて以下の3つに集約されます。
- 将来への不安： 音楽の夢を追いたい気持ちと、現実的な問題（大学の単位、経済的な問題など）との間で揺れ動いている。
- 自己肯定感の低下： 単位取得の遅れや、将来へのビジョンが見えないことから、自己肯定感が低下している。
- 行動力の欠如： 夢を叶えるために必要な行動（勉強、情報収集など）を起こすことができていない。
これらの問題を一つずつ紐解き、具体的な解決策を提示していきます。
2. 音楽の夢を叶えるために：現実的なステップと選択肢
音楽関係の職業に就きたいというあなたの夢を叶えるために、いくつかの現実的なステップと選択肢を検討しましょう。夢を叶えるためには、計画性と行動力が必要です。
2-1. 情報収集：音楽業界の現状を知る
まずは、音楽業界の現状について徹底的に情報収集を行いましょう。具体的には、以下の情報を集めることが重要です。
- 音楽業界の職種： 音楽家（演奏家、作曲家、作詞家など）、音楽プロデューサー、レコーディングエンジニア、音楽マネージャー、音楽レーベルのスタッフなど、様々な職種があります。それぞれの職種について、仕事内容、必要なスキル、給与水準などを調べてみましょう。
- 音楽業界の動向： 音楽業界は常に変化しています。最新の音楽トレンド、デジタル化の進展、音楽配信サービスの普及など、業界の動向を把握することが重要です。
- 音楽専門学校の情報： 音楽専門学校のカリキュラム、学費、卒業後の進路などを比較検討しましょう。オープンキャンパスに参加したり、在校生や卒業生の話を聞いたりすることも有効です。
- 音楽活動の場： ライブハウス、音楽スタジオ、SNSなど、音楽活動の場を積極的に探し、活用しましょう。
情報収集は、インターネット検索だけでなく、業界関係者との交流や、実際に音楽活動をしている人たちの話を聞くことも重要です。
2-2. スキルアップ：具体的な目標を設定し、計画的に学習する
音楽業界で活躍するためには、専門的なスキルを習得する必要があります。あなたの目指す職種に必要なスキルを明確にし、具体的な目標を設定して、計画的に学習を進めましょう。
- 楽器演奏： 楽器演奏のスキルを向上させるために、練習時間を確保し、定期的に演奏の成果をチェックしましょう。
- 作曲・編曲： 作曲・編曲のスキルを習得するために、音楽理論を学び、実際に曲を作ってみましょう。
- 音楽制作ソフトの操作： 音楽制作ソフト（DAW）の操作スキルを習得し、レコーディングやミックスの技術を身につけましょう。
- 音楽ビジネスの知識： 音楽著作権、契約、マネジメントなど、音楽ビジネスに関する知識を学びましょう。
スキルアップのためには、独学だけでなく、専門学校や音楽教室に通ったり、プロの指導を受けたりすることも有効です。
2-3. 経験を積む：アルバイト、インターン、ボランティア
音楽業界での経験を積むために、アルバイト、インターン、ボランティアなどの活動を通じて、業界との接点を作りましょう。
- アルバイト： ライブハウス、音楽スタジオ、楽器店などでアルバイトをすることで、業界の雰囲気を肌で感じることができます。
- インターン： 音楽レーベル、音楽事務所、イベント制作会社などでインターンをすることで、実践的なスキルを身につけることができます。
- ボランティア： 音楽イベントの運営ボランティアに参加することで、人脈を広げることができます。
経験を積むことで、自分の適性や興味関心を見つけ、将来のキャリアプランを具体的に考えることができます。
2-4. 資金計画：音楽専門学校への進学と、その後の生活
音楽専門学校への進学を検討している場合、資金計画は非常に重要です。学費、生活費、音楽活動に必要な費用などを考慮し、現実的な資金計画を立てましょう。
- 学費： 音楽専門学校の学費は、学校やコースによって異なります。複数の学校の学費を比較検討し、自分の予算に合った学校を選びましょう。
- 生活費： 家賃、食費、交通費、通信費など、生活に必要な費用を計算しましょう。
- 音楽活動費： 楽器、練習スタジオ代、レコーディング費用、ライブ出演料など、音楽活動に必要な費用を考慮しましょう。
- 奨学金・教育ローン： 奨学金や教育ローンを利用することも検討しましょう。
- アルバイト： 学費や生活費を稼ぐために、アルバイトをすることも検討しましょう。
資金計画を立てる際には、親御さんとの相談も重要です。現実的な資金計画を立てることで、安心して音楽活動に集中することができます。
3. 大学との向き合い方：卒業を目指すか、転向するか
大学の単位がぼろぼろで、卒業できるかどうかも分からない状況とのことですが、大学との向き合い方も重要な問題です。卒業を目指すのか、それとも他の選択肢を検討するのか、あなたの状況に合わせて判断する必要があります。
3-1. 卒業を目指す場合：単位取得のための具体的な行動
大学卒業を目指す場合は、単位取得に向けて具体的な行動を起こす必要があります。
- 現状分析： どの科目の単位が不足しているのか、どの科目を優先的に履修すべきかなど、現状を正確に把握しましょう。
- 学習計画： 単位取得に向けた具体的な学習計画を立てましょう。いつ、どの科目を勉強するのか、時間割を作成し、計画的に学習を進めましょう。
- 授業への出席： 授業に積極的に出席し、積極的に質問するなど、授業への参加姿勢を示しましょう。
- 課題の提出： 課題を期限内に提出し、質の高い課題を作成するように努めましょう。
- 先生への相談： 担当教員に相談し、学習方法や課題についてアドバイスをもらいましょう。
- 学習仲間： 友達や先輩と協力して、一緒に勉強しましょう。
- 留年・休学： 留年や休学も選択肢の一つです。自分の状況に合わせて、最適な選択をしましょう。
大学卒業を目指すことは、将来の選択肢を広げることにもつながります。粘り強く努力し、卒業を目指しましょう。
3-2. 転向を検討する場合：大学を辞めて音楽の道へ
大学を辞めて、音楽の道に進むことを検討することもできます。ただし、安易に決めるのではなく、慎重に検討する必要があります。
- メリット・デメリット： 大学を辞めることのメリットとデメリットを整理しましょう。メリットとしては、時間を有効活用できる、音楽活動に集中できるなどが挙げられます。デメリットとしては、学歴が得られない、経済的な負担が増えるなどが挙げられます。
- 親との相談： 親御さんとよく話し合い、あなたの考えを伝え、理解を得ましょう。
- 将来のプラン： 大学を辞めた後の具体的なプランを立てましょう。音楽専門学校への進学、音楽活動、アルバイトなど、具体的な行動計画を立てましょう。
- リスク管理： 音楽業界は競争が激しく、安定した収入を得ることが難しい場合があります。経済的なリスクや、将来のキャリアプランについても、しっかりと考えておきましょう。
大学を辞めることは大きな決断ですが、自分の夢を叶えるためには、必要な選択肢となることもあります。後悔のないように、慎重に検討しましょう。
4. メンタルヘルスケア：心の健康を保つために
将来への不安や、自己肯定感の低下などから、精神的に不安定な状態になっている可能性があります。心の健康を保つために、メンタルヘルスケアも重要です。
- 休息： 十分な睡眠を取り、心身を休ませましょう。
- 気分転換： 趣味を楽しんだり、リラックスできる時間を過ごしたりして、気分転換を図りましょう。
- 相談： 家族、友人、カウンセラーなどに相談し、悩みを打ち明けましょう。
- 専門家のサポート： 必要に応じて、精神科医やカウンセラーなどの専門家のサポートを受けましょう。
- 自己肯定感を高める： 自分の良いところを見つけ、自己肯定感を高めましょう。
心の健康を保つことは、夢を叶えるためにも、大学生活を乗り越えるためにも、非常に重要です。積極的にメンタルヘルスケアに取り組みましょう。
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5. キャリアパスの多様性：音楽以外の選択肢も視野に入れる
音楽の夢を追いかけることは素晴らしいですが、同時に、音楽以外のキャリアパスも視野に入れておくことも重要です。将来の選択肢を広げることで、より柔軟にキャリアを築くことができます。
- 音楽関連の仕事： 音楽業界以外にも、音楽に関連する仕事はたくさんあります。例えば、音響エンジニア、楽器メーカーの技術者、音楽教室の講師などです。
- クリエイティブな仕事： 音楽制作で培ったスキルは、クリエイティブな仕事にも活かせます。例えば、Webデザイナー、動画編集者、グラフィックデザイナーなどです。
- 手に職をつける： 専門的なスキルを身につけることで、安定した収入を得ることができます。例えば、プログラマー、Webエンジニア、医療系の専門職などです。
- 起業： 音楽に関連するビジネスを立ち上げることもできます。例えば、音楽教室の運営、音楽イベントの企画・運営などです。
様々なキャリアパスを検討し、自分の興味関心や適性に合わせて、将来のキャリアプランを考えてみましょう。
6. まとめ：一歩ずつ、未来へ向かって
あなたの抱える悩みは、決して特別なものではありません。多くの若者が、将来への不安や、自分の進むべき道について迷いながら生きています。しかし、諦めずに、一歩ずつ前に進むことが大切です。
まずは、現状を客観的に分析し、自分の夢を叶えるために、具体的な行動計画を立てましょう。そして、心の健康を保ちながら、様々な選択肢を検討し、自分らしいキャリアを築いていきましょう。
あなたの未来は、無限の可能性に満ちています。恐れずに、自分の可能性を信じて、一歩踏み出してください。応援しています。
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