高1女子が抱える悩み…発達障害の可能性と、将来のキャリアを考える

自分が発達障害なのではないかと疑っています。高１の女です。昔からかなりおしゃべりなのに社交性がなく、友人をつくることはとても苦手でしたが小学校までは平均的には馴染めていました。ですが中学校に上がってから自発的に友人をつくったことがないと気づき、人との関わり方に非常に悩みましたし今でもまともに友人はつくれていません。また、学力の面でも興味の有無もあるのでしょうがあまりに成績が極端です。文系科目ではオール5ですが理系科目はどう頑張って授業を聞いていても頭に残らず2か1で教科によっては留年もあり得ると言われています。最近は某飲食店チェーンでバイトを始めたのですが、効率よく動く、順序づけて物事をこなすことが苦手でピーク時には自分の中ではとても焦っていますが焦っているようには見えないと言われ、自分の中の焦りが空回りしてみんなの足を引っ張ってしまって1ヵ月ちょっとですが怒られない日はありません。他にも疑わしい点は多々あり親には何があってもマイペースだとか時間にルーズだとか言われます。自分でもみんなとズレがあって頭の回転が遅い自覚はあります。ネットの発達障害の診断には当てはまったことはありません。知的はないだろうと思いやったことありません。(IQ診断も含め) これはただ今までの怠けていた結果でしょうか。長文、まとまりのない文章ですみません。回答よろしくお願いします。

ご相談ありがとうございます。高校1年生で、友人関係や仕事、学習面での困難を抱え、発達障害の可能性を心配されているとのこと。ご自身の状況を具体的に説明していただき、ありがとうございます。ご心配されているお気持ち、よく分かります。

まず結論から申し上げると、インターネット上の自己診断だけで発達障害かどうかを判断することはできません。 ご自身の状況から、発達障害の可能性はあると感じる部分もありますが、専門家による適切な診断が必要です。焦らず、一つずつ解決していきましょう。

１．発達障害の可能性について：専門家への相談が重要

ご自身の記述からは、いくつかの点で発達障害の特徴が考えられます。例えば、

対人関係の困難：おしゃべりなのに社交性がなく、友人を作るのが苦手という点は、アスペルガー症候群などの特徴として挙げられる場合があります。
学習面での偏り：文系科目は得意なのに理系科目が苦手という点も、特定の能力に偏りが見られる発達障害の特徴の一つです。
実行機能の課題：バイト先での「効率よく動く」「順序づけて物事をこなす」ことの苦手さ、焦りが空回りする点は、実行機能の弱さに関連している可能性があります。これは、計画を立てたり、タスクを管理したりする能力に影響を与えるものです。
時間管理の困難：親御さんから「時間にルーズ」と言われる点は、時間感覚や計画性の課題を示唆しています。

しかし、これらの症状は発達障害以外の原因でも起こり得ます。 重要なのは、インターネットの情報に頼らず、専門家（医師や臨床心理士）に相談することです。 正確な診断を受けるためには、専門的な検査が必要になります。

２．現在の状況と課題：具体的な改善策

現在の状況を整理し、具体的な改善策を考えていきましょう。まずは、それぞれの課題に対して、具体的なステップを踏んで解決策を探ります。

2-1. 友人関係の構築

中学校以降、自発的に友人を作れていないとのことですが、これは決して珍しいことではありません。まずは、無理に友人を作ることを目指すのではなく、共通の趣味や興味を持つ人との繋がりを大切にしましょう。部活動や学校行事に参加したり、ボランティア活動に参加したりするのも良い方法です。小さな一歩から始め、少しずつ人間関係を広げていくことが大切です。

2-2. 学習方法の改善

文系科目は得意なのに理系科目が苦手とのこと。これは学習方法を見直すことで改善できる可能性があります。例えば、理系科目は暗記だけでなく、理解を重視した学習が必要です。図解や動画を活用したり、グループ学習で教え合ったりするのも効果的です。また、自分に合った学習スタイルを見つけることが重要です。自分に合った学習方法を見つけるには、色々な方法を試してみて、自分に合った方法を見つけるしかありません。先生や塾の先生に相談してみるのも良いでしょう。

2-3. バイト先での課題

バイト先での課題は、実行機能の弱さ、焦りのコントロールが課題となっている可能性があります。まずは、タスクを小さなステップに分解し、一つずつ確実にこなしていくことを心がけましょう。また、休憩時間などを活用して、焦りを落ち着かせる時間を作ることも重要です。必要であれば、上司や先輩に相談し、仕事の進め方についてアドバイスを求めるのも良いでしょう。焦らず、一つずつ確実にこなしていくことが大切です。そして、自分のペースで仕事を進めることを心がけましょう。

３．キャリアを考える上でのポイント

将来のキャリアを考える上で、ご自身の強みや弱みを理解することが大切です。もし発達障害と診断されたとしても、それはハンディキャップではなく、個性の一つとして捉えることができます。得意な分野を活かし、苦手な分野は工夫することで、充実したキャリアを築くことは可能です。

例えば、文系科目が得意であれば、コミュニケーション能力や文章作成能力を活かせる職種を選ぶのも良いでしょう。また、実行機能の課題を克服するために、ルーティンワークが中心の仕事を選ぶのも一つの方法です。重要なのは、ご自身の個性や特性を理解し、自分に合った職場環境や仕事を選ぶことです。

転職コンサルタントとして、キャリア支援をさせていただきます。 ご自身の特性を活かせる仕事選びや、職場環境の選定について、個別にご相談に乗らせていただきます。まずは、ご自身の強みや弱みを整理し、将来のキャリアプランについてじっくりと考えてみましょう。

４．まとめ

インターネット上の自己診断に頼らず、専門家への相談が最優先です。発達障害の可能性があるとしても、それは人生の全てではありません。ご自身の強みと弱みを理解し、得意な分野を活かし、苦手な分野は工夫することで、充実した人生を送ることができます。焦らず、一歩ずつ進んでいきましょう。

もし、専門家の診断を受け、発達障害と診断された場合でも、適切な支援を受けることで、社会生活や仕事で成功を収めることは十分可能です。多くの企業が、発達障害のある方の特性を理解し、働きやすい環境づくりに力を入れています。将来のキャリアプランについて、不安なことがあれば、いつでもご相談ください。

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