飲食店で受けた性被害…警察への通報を迷うあなたへ。専門家からのアドバイス

個人経営の飲食店の店員から性被害に遭った。閲覧ありがとうございます。私は都内在住の29歳独身彼氏無しの女です。先日、都内で男性が一人で経営しているバーに行きました。そのバーに行ったのは、一人飲みがコンセプト・誰かの手料理が食べたかったのが理由です。事前にGoogleマップ・ホットペッパーで口コミを見て、30代の女性で「マスターが良い人で、他の人とみんなでわいわい話せるようにしてくれて楽しかった。料理も絶品」という口コミがあり、良さそうだなと思って足を向けました。私がお店に着いた時は平日だった&開店直後だったおかげか、客は私一人でした。来店直後はお酒の好みなどを聞いてくれて、美味しい酒を作ってくれ、会話もカウンター越しでした。フレンドリーな人で、LINEを聞いてきたので教えてしまいました。後ほどアカウントを消したくなるほど後悔するのですが…… その10分後、別の男性が来客し、3人でカウンター越しにわいわい雑談してました。ここまでは楽しかったです。会話の内容は仕事だったり趣味だったりと所謂よくある内容でした。男性客が30分くらいで帰り、また客が私一人になると、店員がカウンターから出て私の隣に座りました。そしてこちらをガン見して「本当に可愛い、アイドルみたい、めっちゃ良い女」と言ってきてびっくりしていたら、急に抱きついてきて、キスしてきて耳を舐めてきたり、胸を触ったり、下半身をパンツに手を入れて触ってきました。すごく気持ち悪かったです。私も店員も平均的な体格で、逃げようとしても力では敵いませんでした。私はかなりお酒が強いですが、普段なら酔わない量でかなり酔っていました。今思えば、酒に何か混ざっていたのかもしれません。そして挿入されようとしたところで、店の呼び鈴が鳴り、そこで助けを呼べばよかったのですがもう何も考えられず、私は服を着て、お会計を済ましてから帰ろうとしました。飲食した分は支払いたいと思い店員にいくらか聞きましたが、「お代はもらったからいらない」と何度もつっかえされてしまいました。これもタラレバですが、財布にある相応の現金を叩きつければよかったです。「タダで飲み食いさせてもらった」ということに負い目があり、まだ警察には通報していません。証拠もありません。二日酔いはほとんどしたことがないですが、その日の晩はずっとトイレで吐いていました。今日になってようやくものが食べれるようになりました。これをご覧になった方は「ここで言うより早く警察に言え」と思うでしょうし私もそう思いますが、報復も事情聴取も、怖くて警察に言えません。「アラサーの不細工だから性被害に遭わないだろう」と油断した私も悪いのでしょうか。私の見た目はお世辞にも綺麗とは言えず、太ってはいないものの、通りすがりに「ブス」「キモい」と何十回も言われたことがあるくらいの不細工です。不細工だから、被害を訴えても信じてもらえないのではないかと思っています。友達にも家族にも言えず、誰かに聞いて欲しくて質問しました。お目汚ししてすみません。

あなたは、一人で経営するバーで性被害に遭われたとのこと。大変辛い経験をされたこと、心よりお見舞い申し上げます。警察への通報をためらわれているとのことですが、まずはご自身の安全と心のケアを最優先に考えてください。容姿や状況に関わらず、性被害は決してあなたの責任ではありません。この経験を一人で抱え込まず、専門家のサポートを受けながら、一歩ずつ前に進んでいきましょう。

１．性被害を受けた時の対処法

まず、冷静になって状況を整理しましょう。今回の出来事は、あなたの容姿や行動とは一切関係なく、加害者の責任です。「不細工だから」「油断したから」と自分を責める必要は全くありません。多くの性被害者は、加害者の巧妙な手口や、恐怖心から抵抗できずにいます。あなたは決して一人ではありません。

安全な場所へ避難する： まずは安全な場所に移動し、落ち着きましょう。信頼できる友人や家族に連絡を取り、助けを求めることも大切です。
証拠の確保： 可能であれば、加害者の情報（店名、住所、電話番号など）、被害状況の写真や動画を証拠として残しましょう。ただし、危険を伴う行為は避けてください。
医療機関を受診する： 性感染症の検査や、心のケアを受けるために、医療機関を受診することをお勧めします。多くの病院で性暴力被害者のための相談窓口が設けられています。
警察への相談： 警察への通報は、加害者を裁くためだけでなく、あなた自身の安全を守るためにも重要です。通報をためらっている場合は、まずは最寄りの警察署や、性暴力被害者支援団体に相談してみましょう。事情聴取への不安など、あなたの気持ちを丁寧に聞いてくれます。

２．警察への通報について

警察への通報は、勇気のいることですが、決して一人で抱え込まず、専門家のサポートを受けながら進めていきましょう。証拠がない場合でも、被害届を受理してもらえる可能性があります。あなたの証言が、加害者を裁く重要な証拠となります。

性暴力被害者支援センター： 各都道府県に性暴力被害者支援センターがあり、警察への同行支援や、法的・心理的なサポートを提供しています。相談は無料で、匿名での相談も可能です。
弁護士への相談： 弁護士に相談することで、警察への対応や、民事訴訟などの法的措置についてアドバイスを受けることができます。
信頼できる人に相談する： 友人、家族、または信頼できる人に相談することで、心の負担を軽減することができます。一人で抱え込まず、誰かに話を聞いてもらうだけでも気持ちが楽になることがあります。

３．心のケアについて

性被害は、心に大きな傷を残します。トラウマやPTSD（心的外傷後ストレス障害）などの症状が現れることもあります。専門家のサポートを受けながら、ゆっくりと心を癒していくことが大切です。

カウンセリング： 心理カウンセラーや精神科医によるカウンセリングを受けることで、トラウマの克服や心のケアを行うことができます。
自助グループ： 同じような経験をした人たちと交流することで、孤独感や不安を軽減することができます。多くの地域で、性暴力被害者のための自助グループが活動しています。
自己肯定感を高める： 性被害は、あなたの価値や尊厳を損なうものではありません。自分を大切にし、自己肯定感を高める努力をしましょう。

４．再発防止策

二度とこのような経験をしないために、再発防止策を講じることも重要です。安全な場所を選んで行動し、危険な状況を察知する能力を高めましょう。

一人での外出を避ける： 特に夜間や人通りの少ない場所での一人歩きは避けましょう。友人や家族と一緒に出かける、または公共交通機関を利用するなど、安全な行動を心がけましょう。
危険な状況を察知する： 相手の様子をよく観察し、何かおかしいと感じたら、すぐにその場を離れましょう。自分の直感を信じることも大切です。
自己防衛術を学ぶ： 自己防衛術を学ぶことで、いざという時に身を守ることができます。地域の防犯教室などを活用しましょう。
信頼できる人に連絡手段を伝える： 外出前に、信頼できる人に予定や連絡手段を伝えておくことで、何かあった際に迅速な対応が期待できます。

５．まとめ

今回の経験は、決してあなたの責任ではありません。あなたは被害者であり、加害者から適切な処罰を受ける権利があります。一人で抱え込まず、専門家のサポートを受けながら、一歩ずつ前に進んでいきましょう。あなたの心が少しでも安らぎ、未来への希望が持てるよう、心から願っています。

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