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大学生のアルバイトトラブル!時給計算の不正と良好な人間関係の板挟み…どうすればいい?

大学生のアルバイトトラブル!時給計算の不正と良好な人間関係の板挟み…どうすればいい?

アルバイトの給料について質問です。私は現在大学3年生で法学部に所属しています。現在、個人経営の飲食店(女将さんが1人で経営しているお店)で1年半以上アルバイトをさせていただいているのですが、給料が実際の金額よりもおそらく低いです。まず、お店は開店が18時なので出勤はその1時間前の17時からで、退勤時間は日によってバラバラですが遅いと翌日の1時ごろになります。時給は1000円で、無料の賄いもついており、交通費は3000円です。大学で法律を学んでいるので、最低限の労働条件などはある程度分かるのですが、バイトを始めて数ヶ月した頃から毎月給料を自分でも計算するようになり、そこで深夜割増がないことがわかりました。また、深夜割増は含まず時給1000円で1ヶ月の給料を計算しても実際の給料より毎月2000〜3000円少なく、先月の給料では5000円も低かったため色々計算してみると、30分を切り捨てて計算していることがわかりました。(23時25分に終わった場合は25分は切り捨てて23時退勤として計算されます。出勤の時間も切り捨てられています)また、退勤時間が決まっていないため当然残業代などもありませんし、6時間以上働いた場合も間に休憩などはありません。これらは最初に就業規則を聞かされていなかったので知りませんでしたが、そこは自分が聞かなかったのも悪いと思っています。私は以前から給料が少ないとは思っていましたが、こちらのバイト先では賄いもタダで量も多く、日にもよりますが他のところよりおそらく豪華な方で、その日余った食材やおかずなどをいただくこともよくあり、学生の私は大変助かっています。その他にも、コロナでお店が休業した時には給料がないからとお米を10キロ頂いたり、最近は自分でバイクで行っているのですが、女将さんと家の方向が同じためバスなどで行った時は車で家まで送っていただいたりと大変よくしてもらっており、他のアルバイトの中でも自分は良くしてもらっている方なのでそこは割り切っていました。また、出勤してタイムカードを書いた後掃除をして賄いを食べるのですが、その賄いを食べる20分ほどの時間も給料が発生しているので、給料が少ないのもその分だと思っています。しかし、先月の給料が実際より5000円低く、計算してみたところ30分切り捨てられていたことに気づき、今まで騙されていたような気分になってしまい残念です。先月は深夜割増も合わせると10000円近く損していることになるので、少しショックでした。アルバイトの自分にここまでよくしていただいて本当に助かっていますし、ここまでしていただけるアルバイト先も中々ないと思うので、これが原因でやめてしまったりするのも嫌ですし、大学卒業まで続けたいと思っていたのですが、やはり本来頂ける給料より毎月5000円〜10000円低いと、少し考えてしまいます。女将さんも結構高齢であるため、こういった労働条件を知らないことも考えられるのですが、結構物知りな方なのでおそらく知っていると思いますし、もし知っていて行なっているのであれば非常に残念です。しかしもし相談するとしても、女将さんも少し気の強い方なので言いにくいですし、最悪辞めることになることも考えられます。やはりこういうものだと割り切って働くべきなのか、それともきちんと話し合うべきなのでしょうか。大変長文になってしまい申し訳ありませんが、回答よろしくお願いします。

大学生活とアルバイトの両立、大変ですね。特に、信頼している雇用主との間で給与に関する問題が発生すると、非常に悩ましい状況になります。このケースは、労働基準法の観点から見て、いくつかの問題点が考えられます。そして、良好な人間関係と経済的な損失の板挟みになっている状況を打破するための解決策を、段階的にご提案します。

1. 問題点の整理:法律と現実のギャップ

まず、あなたの状況を法律の観点から整理してみましょう。

  • 深夜割増の未払い:22時以降の労働には、通常の賃金の25%増しの深夜割増が法律で定められています。これは、あなたのアルバイト先でも適用されるべきです。未払いは違法です。
  • 時間計算の不正:30分単位の切り捨ては、労働時間の算定において不適切です。労働基準法では、原則として1分単位で計算する必要があります。これも違法です。
  • 休憩時間の不足:6時間以上の労働には、少なくとも45分の休憩が必要とされています。休憩時間がないことも、労働基準法違反の可能性があります。
  • 残業代の未払い:勤務時間が変動するアルバイトでも、労働時間に応じて残業代を支払う必要があります。これも未払い状態です。

これらの問題点は、すべて労働基準法違反の可能性が高いです。 あなたが法律を学んでいることは、この状況を正す上で大きな強みとなります。

2. 解決策:段階的なアプローチ

感情的な対立を避け、冷静に解決策を探るために、段階的なアプローチをおすすめします。

ステップ1:証拠の収集

まずは、証拠を集めましょう。勤務時間や給与明細を記録したノートや、勤務シフト表、給与明細のコピーなどを保管してください。 可能であれば、勤務時間や休憩時間などを記録したアプリなどを活用するのも良いでしょう。これらは、後々の交渉や訴訟において重要な証拠となります。

ステップ2:冷静な自己分析と準備

感情的にならず、冷静に状況を分析しましょう。女将さんとの良好な関係を維持したいという気持ちは理解できますが、あなたの権利を守ることも大切です。 話し合う前に、自分が伝えたいことを整理し、具体的な金額や根拠を明確にしましょう。法律に基づいた主張ができるように、労働基準法に関する情報をしっかり確認しておきましょう。

ステップ3:穏やかな話し合い

証拠を揃えた上で、女将さんと穏やかに話し合うことをお勧めします。 「給与計算について、いくつか疑問点があり、確認させて頂きたい」と、非難するような言葉ではなく、疑問を呈する形で始めることが重要です。 具体的に、深夜割増や時間計算の誤り、休憩時間について指摘し、計算方法の改善を求めましょう。 賄いや送迎などの好意的な行為についても感謝の気持ちを伝え、良好な関係を維持したいという意思を示すことが大切です。

ステップ4:専門家への相談

話し合いがうまくいかない場合、または、女将さんが改善に応じない場合は、労働基準監督署や弁護士などに相談しましょう。労働基準監督署は、労働基準法違反の調査や指導を行う機関です。弁護士は、あなたの権利を法的観点から保護し、交渉や訴訟をサポートしてくれます。

3. 成功事例:類似ケースからの学び

過去には、時間外労働や深夜労働に対する賃金未払い問題で、労働基準監督署が企業に是正勧告を行い、従業員が未払い賃金を受け取った事例が多数あります。 重要なのは、証拠をしっかりと揃え、冷静に事実を伝えることです。

4. 専門家の視点:あなたの権利を主張することの重要性

アルバイトであっても、労働基準法は適用されます。 賄いや送迎などの好意的な行為は感謝すべきですが、それらは労働基準法上の賃金に代わるものではありません。 あなたの権利を主張することは、決して悪いことではありません。 むしろ、労働者の権利を守る上で非常に重要な行為です。

5. まとめ

今回のケースは、良好な人間関係と経済的な損失の板挟みという難しい状況ですが、段階的なアプローチと適切な準備によって解決できる可能性があります。 まずは、証拠を収集し、冷静に状況を分析し、女将さんと穏やかに話し合うことから始めましょう。それでも解決しない場合は、労働基準監督署や弁護士に相談することを検討してください。 あなたの権利を主張することは、決して悪いことではありません。 あなたの努力が実を結び、納得のいく解決策が見つかることを願っています。

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