父の会社でのパワハラ地獄からの脱出：建築監督者が取るべき具体的な対策
父の会社でのパワハラ地獄からの脱出：建築監督者が取るべき具体的な対策
まず、ご相談ありがとうございます。お父様の会社でのパワハラ、本当に辛い状況ですね。毎日怒鳴られ、否定され続ける中で、自殺願望まで抱いてしまうほど追い詰められているとのこと、心中お察しします。この記事では、あなたが置かれている状況を詳細に分析し、そこから抜け出すための具体的な対策を提示します。建築業界での経験を活かしつつ、精神的な負担を軽減し、より良いキャリアを築くための道筋を一緒に考えていきましょう。
こんにちは。私は某建築会社に勤めて１年９か月目の社員です。
前職で大企業にて、整ったいい労働環境に加え温厚で丁寧な上司、気の合う同僚や後輩に恵まれ、上司から褒められ続けていくうちにやる気も自身も高まり、様々な部署のリーダーを任されていました。
ところがある日、ある部署の降任もいないまま担当する技術者が病気で亡くなってしまい、大変重大で大変な役目の部署(メーカーの設備修繕や製作等なので部署は１つの工場だができる人がいないため１人部署化していた)をやってみないかと上司に相談され引き受けました。
教育者もろくにいないまま自分なりに勉強し、その部署にて１人で切り盛りしていました。
しかし、以前いた部署は交代勤務で、新しく就いた部署は常勤なため給料も下がり、また常に責任との戦いにて次第と疲弊するようになりました。上司は他業務でも必要ならと残業を増やしてくれたり、相談に乗ってくれたり、総務に特別技術手当制度を作ってくれましたが、心が持たずに鬱状態でいたときに、金銭面で困り地元にいる父親に連絡したところ「今すぐ退職届を出せ。どうせお前に金出すならうちの社員として使う」と言いました。
心が揺れていた私は今の環境の良さや上司たちを裏切ることに抵抗がありましたが、毎日父親から退職届出したか？早く出せ の圧に押されて引き留めにも構わず最短退社にて話をまとめてしまいました。
地元に帰ってきてからは地獄。毎日怒鳴られ、ときには蹴られたり頭を叩かれたり、他の業者がいる前でも同じです。
褒められることは一切なく常に否定･侮辱ばかり。おまけに指示を忘れたり、指示内容もコロコロ変わり、突然〇〇を今すぐやれ というのも日常茶飯事です。父親(社長)からくる電話も切った後３分もしないうちにまたすぐかかってきたりするので指示された仕事も手がつかなくなったり主語もなく突然言う指示の内容が理解できずにいるとすぐ怒鳴り散らし、萎縮します。
常に自分が優位になっていないと気が済まないすごく理不尽でワンマンな社長です。
会社は今は従業員が辞めてしまったので僕と再婚相手の奥さんが経理でいるだけです。
会社もアパートや携帯・車は会社名義としてお金がかからないようにはしてくれていますが手取りは１３万程度。休みは基本的に週一ですが現場次第ではなくなります。
また朝の６時頃から夜中の３～４時まで働かなければならないことも多く、プライベートを大事にしている自分とは労働・休みに関する価値観もあいませんし残業代もなければタイムカードもなく健康診断もないようなブラック企業です。昼休みもないです。
前職のことも散々悪く言われ、否定ばかりで自身もなくなり、わからないことがあってもすぐ怒鳴り散らすので聞けません。
その再婚相手との違う事業でアパレル販売や飲食店経営をしているのですが、最近は社長も週末から翌週末まで遠距離出張(遊び兼ての)でいないことも多く、今の業界の知識や経験もないため１人現場や事務所にて対応できないことや現場の最終的な打ち合わせ内容も知らされないままで常に責任に押しつぶされそうです。
建築の監督業務をやっているので建物の造作や仕上げ・解体など常にお金と時間と責任が絡む仕事です。
ワンマン社長が父親のためと、前職退職時に後悔ないよう決断して地元にきたため辞める選択肢はないです。ですが最近は自殺願望もわいてきて頭の中がそれでいっぱいになったり泣き出したりと大分病んできました。
大事にしてきたプライベートな時間･趣味ももうほぼありません。
この状況はどうすれば変えられると思いますか？
個人的には自分が自殺するか、会社が倒産するか、中間に社員を入れるか、社長が死ぬかしないと収まらないと思います。
長くなりましたがご回答宜しくお願い致します。
1. 現状の徹底的な分析：問題の本質を見抜く
まず、現状を客観的に把握することが重要です。あなたの抱える問題は、大きく分けて以下の3つに集約されます。
- パワハラ： 身体的・精神的な虐待、人格否定、過度な要求など。
- 劣悪な労働環境： 低賃金、長時間労働、休憩なし、健康管理の無視など。
- 将来への不安： 自身のキャリアへの不安、経済的な不安、精神的な不安定さなど。
これらの問題が複合的に絡み合い、あなたの心身を蝕んでいると考えられます。まずは、これらの問題を一つずつ分解し、具体的な対策を立てていく必要があります。
2. パワハラへの対策：証拠収集と対応策
パワハラは、あなたの精神的な健康を著しく損なう行為です。まずは、パワハラの証拠を収集することから始めましょう。
- 記録の作成： パワハラの内容、日時、場所、状況を詳細に記録します。録音や録画も有効です。
- 第三者への相談： 信頼できる同僚や友人、家族に相談し、状況を共有します。相談した記録も残しておきましょう。
- 専門家への相談： 弁護士や労働問題に詳しい専門家に相談し、法的アドバイスを受けましょう。
証拠を収集することで、万が一、法的手段を取る必要が生じた場合に、有利に進めることができます。また、証拠は、あなたの精神的な支えにもなります。
パワハラへの具体的な対応策としては、以下の方法が考えられます。
- 毅然とした態度： パワハラに対して、明確に「やめてください」と意思表示をしましょう。
- 距離を置く： パワハラをしてくる相手との距離を置き、接触を最小限に抑えましょう。
- 上司への報告： 会社に相談窓口があれば、上司や人事部に相談しましょう。
- 法的手段： 証拠が十分であれば、弁護士を通じて、会社や加害者に対して法的措置を取ることも検討しましょう。
3. 劣悪な労働環境からの脱出：改善と転職の検討
低賃金、長時間労働、休憩なしといった劣悪な労働環境は、あなたの心身に大きな負担を与えています。この状況を改善するためには、以下の対策を検討しましょう。
- 労働条件の交渉： 父親である社長と、労働条件について交渉してみましょう。残業代の支払い、労働時間の短縮、適切な休憩時間の確保などを要求します。
- 労働基準監督署への相談： 労働基準法に違反している場合は、労働基準監督署に相談し、是正勧告を求めることができます。
- 転職の検討： 労働環境が改善しない場合は、転職も視野に入れましょう。あなたの経験やスキルを活かせる、より良い労働条件の会社を探しましょう。
転職を検討する際には、以下の点に注意しましょう。
- 自己分析： 自分の強みや弱み、キャリアプランを明確にしましょう。
- 情報収集： 転職サイトやエージェントを活用し、求人情報を収集しましょう。
- 企業研究： 興味のある企業の情報を収集し、企業文化や労働環境を把握しましょう。
- 面接対策： 面接対策を行い、自信を持って面接に臨みましょう。
4. 精神的な健康を守る：セルフケアと専門家のサポート
パワハラと劣悪な労働環境は、あなたの精神的な健康を脅かしています。精神的な健康を守るために、以下のセルフケアと専門家のサポートを受けましょう。
- 休息： 十分な睡眠を取り、心身を休ませましょう。
- 趣味： 趣味や好きなことに時間を使い、ストレスを解消しましょう。
- 運動： 適度な運動を行い、心身をリフレッシュしましょう。
- 友人との交流： 友人や家族と交流し、悩みを聞いてもらいましょう。
- カウンセリング： 専門のカウンセラーに相談し、心のケアを受けましょう。
- 精神科医への受診： 症状が深刻な場合は、精神科医を受診し、適切な治療を受けましょう。
一人で抱え込まず、積極的に周囲に助けを求めることが重要です。
5. キャリアプランの再構築：未来への希望を見出す
現在の状況から抜け出すためには、あなたのキャリアプランを再構築し、未来への希望を見出すことが重要です。
- 目標設定： どのようなキャリアを築きたいのか、具体的な目標を設定しましょう。
- スキルアップ： 必要なスキルを習得し、キャリアアップを目指しましょう。
- 人脈形成： 業界の人脈を広げ、情報収集やキャリア形成に役立てましょう。
- 副業： 副業を通じて、新しいスキルを習得したり、収入を増やしたりすることも検討しましょう。
あなたの経験とスキルを活かせる、より良いキャリアを築くために、積極的に行動しましょう。
6. 父親との関係性：建設的なコミュニケーションを目指す
父親との関係性は、あなたの精神的な健康に大きな影響を与えます。建設的なコミュニケーションを目指し、関係性を改善するための努力も必要です。
- 感情的な対立を避ける： 感情的にならず、冷静に話し合いましょう。
- 自分の気持ちを伝える： 自分の気持ちを正直に伝え、理解を求めましょう。
- 相手の意見を尊重する： 相手の意見を尊重し、耳を傾けましょう。
- 専門家のサポート： 家族カウンセリングなど、専門家のサポートを受けることも検討しましょう。
父親との関係性が改善することで、あなたの精神的な負担も軽減されるはずです。
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7. 具体的な行動計画：ステップバイステップで進む
上記の対策を、具体的な行動計画に落とし込みましょう。以下は、その一例です。
- 証拠収集： パワハラの記録を毎日つけ始める。（1週間以内）
- 情報収集： 労働問題に詳しい弁護士を探し、相談予約をする。（2週間以内）
- 自己分析： 自分の強みや弱み、キャリアプランを明確にする。（1ヶ月以内）
- 転職活動： 転職サイトに登録し、求人情報をチェックする。（1ヶ月後から）
- カウンセリング： カウンセリングを受け始め、心のケアを行う。（随時）
- 労働条件交渉： 父親と労働条件について話し合う。（状況を見ながら）
焦らず、一歩ずつ進んでいくことが大切です。小さな成功体験を積み重ねることで、自信を取り戻し、前向きな気持ちで未来に向かうことができます。
8. 建築業界の現状と将来性：あなたの強みを活かす
建築業界は、常に変化し続けています。技術革新、環境問題への対応、働き方改革など、様々な課題に直面しています。しかし、同時に、あなたの経験とスキルを活かせるチャンスも多く存在します。
- 専門性の向上： 建築監督としての専門性を高め、より高度なスキルを習得しましょう。
- 資格取得： 建築士や施工管理技士などの資格を取得し、キャリアアップを目指しましょう。
- 技術革新への対応： 最新の技術や知識を学び、業界の変化に対応しましょう。
- 人脈形成： 業界の人脈を広げ、情報収集やキャリア形成に役立てましょう。
あなたの経験とスキルを活かし、建築業界で活躍できる可能性は十分にあります。自信を持って、未来に向かって進んでいきましょう。
9. まとめ：希望を捨てずに、未来を切り開く
あなたの置かれている状況は、非常に厳しいものです。しかし、希望を捨てずに、一つずつ問題を解決していくことで、必ず未来を切り開くことができます。
まずは、現状を正確に把握し、具体的な対策を立てましょう。そして、セルフケアを怠らず、専門家のサポートを受けながら、心身の健康を守りましょう。あなたの経験とスキルを活かし、建築業界で活躍できる可能性は十分にあります。焦らず、一歩ずつ進んでいくことで、必ず明るい未来を掴むことができるはずです。
応援しています。
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