デキ婚、借金、DV…離婚後のキャリアと生活設計。今、あなたが取るべき道とは？
デキ婚、借金、DV…離婚後のキャリアと生活設計。今、あなたが取るべき道とは？
妊娠中のデキ婚、おめでとうございます。しかし、同時に様々な問題に直面し、心身ともに大変な状況だとお察しします。経済的な不安、夫との関係、そして将来への漠然とした不安…一人で抱え込まず、まずは現状を整理し、今後のキャリアと生活設計について一緒に考えていきましょう。
現在妊娠中で、いわゆるデキ婚です。相手は私より11歳年上で、飲食店勤務です。離婚をするかどうか、離婚後の不安で悩んでいます。
〇以前、働いていた飲食店のお客さんと仲良く喋っていただ
けで物凄くキレられ、殴られたことがあります。その為、旦那には強く物を言えません。
（↑の事が原因で同棲中に1度だけ家を飛び出しました。後日、深く話し合いする事ができたのと、それを反省して謝られたので、またうまくやっていけるかな？と思って同棲再開しました。）
謝られた後は上手くやっていけていたのですが、しばらくしてまた喧嘩をするようになると殴られはしないものの、物に当たるようになりました。椅子を勢いよく押したり携帯を投げ付けたりです。話し合いをしようとすると論破する事が正しいと思っており、話す隙を与えない程、責め立てられます。それらを見ると、恐怖で震えが止まらなくなり、話し合いをする事すら萎縮してしまいます。
いわゆるデキ婚だったのですが、結婚してから3日後に旦那の借金が発覚しました。200万円ほどです。借金理由は私と同棲していた時の生活費です。仕事はしていたのですがブラック企業で給料が出ない月があり、家賃などを払うためにしたようです。同棲中のお金は、私側は光熱費だけ払えば良いよと言われていた為、借金する程厳しかった事は全く知りませんでした。生活水準も全く下げておらず、飲みに行ったり旅行に行ったりと贅沢三昧でした。
借金が発覚した後すぐに、人間関係を理由に仕事を急に辞めてきました。私は切迫早産だったので、仕事を既に辞めていました。なので収入がゼロになってしまい、旦那側の親戚にとりあえず60万円程借りたようです。
その2週間後、転職をして新しい所で働くも、そこもなかなかのブラックでした。ですが一応働いたという事で、しばらくは生きていけるのかと思っていたのですが、急に｢あと2ヶ月くらいで生活できなくなる｣と言われました。なので引っ越そうと提案しましたが｢俺側の身寄りにはもう頼れない。お前の実家からお金を借りるしかない｣と言われました。
義実家には借金をしている事も仕事を変えた事も言っていないようです。理由は心配かけるからだそうです。おまけに義実家は顔合わせの時、手土産も御祝儀も持って来ず、遅刻までして来た常識外れな人達です。義実家にも膨大な借金があるそうで、旦那は頼ろうとしません。その代わり、口は出してくるのでストレスがすごいです。
私の親には｢そんな借金癖のある奴に金なんて貸さない｣と当たり前の事を言われました。
旦那は検診代すら渡してこないので、結婚前に少しだけ貯めていた私の貯金で検診を受けています。自由に使えるお金なんて1円も無いのに、旦那は毎日、酒タバコです。ご飯を作っているのにコンビニでおかずを毎日買ってきます。最近では、連日コロナウイルスの報道が凄い中、帰って来ても手も洗わないでご飯を食べたりするので、いつ感染するのかと不安な妊婦生活です。手を洗って欲しいと何度も伝えましたが機嫌が悪くなるか無視なので、怖くてしつこく言えません。
もう離婚したいです。
子供を産んでから離婚をしようかと考えていますが、今の私はマタニティブルーなのか？と躊躇ってしまう気持ちもあります。
おまけにこんなに借金まみれの旦那から養育費なんてしっかり貰えるのか？離婚をしたいと切り出すのも殴られそうで怖いです。
1. 現状の整理と問題点の明確化
まず、抱えている問題を具体的に整理することから始めましょう。現状を客観的に把握することで、今後の対策が見えてきます。
- 経済的な問題: 夫の借金、収入の不安定さ、生活費の不足。
- 精神的な問題: 夫からのDV（ドメスティックバイオレンス）、精神的な虐待、コミュニケーション不足、将来への不安。
- 健康上の問題: 妊娠中のストレス、感染症への不安、検診費用の問題。
- 人間関係の問題: 義家族との関係、実家からの経済的支援の難しさ。
これらの問題は複合的に絡み合っており、解決のためには多角的なアプローチが必要です。特に、DVの問題は深刻であり、安全確保を最優先に考える必要があります。
2. 離婚を検討する際の具体的なステップ
離婚を視野に入れる場合、以下のステップで進めていくことをおすすめします。専門家のサポートを得ながら、慎重に進めていきましょう。
ステップ1: 安全の確保
DVの危険性があるため、まずはご自身の安全を確保することが最優先です。
- 安全な場所の確保: 友人宅や実家など、夫から離れて安全に過ごせる場所を確保しましょう。
- 証拠の収集: DVの証拠となるもの（写真、動画、日記、医師の診断書など）を収集しておきましょう。
- 相談窓口の利用: 専門機関に相談し、適切なアドバイスとサポートを受けましょう。
ステップ2: 専門家への相談
弁護士や離婚カウンセラーなど、専門家に相談し、法的なアドバイスや精神的なサポートを受けましょう。
- 弁護士: 離婚の手続き、財産分与、養育費、慰謝料など、法的な問題について相談できます。
- 離婚カウンセラー: 精神的なサポート、夫とのコミュニケーション方法、離婚後の生活設計などについて相談できます。
- 行政機関: DV相談窓口や児童相談所など、様々な支援機関があります。
ステップ3: 離婚の準備
離婚に向けて、必要な準備を進めましょう。
- 財産分与: 夫婦共有の財産（預貯金、不動産など）をどのように分けるか、弁護士と相談しましょう。
- 養育費: 子供の養育費について、金額や支払い方法などを取り決めましょう。
- 親権: 親権者をどちらにするか、子供の意向も考慮して決定しましょう。
- 離婚協議: 夫との話し合い、または弁護士を通して協議を進めます。
- 離婚調停: 話し合いがまとまらない場合は、家庭裁判所に離婚調停を申し立てます。
ステップ4: 離婚後の生活設計
離婚後の生活設計を立て、経済的な自立を目指しましょう。
- 住居の確保: 賃貸物件を探す、実家に戻るなど、住む場所を決めましょう。
- 仕事探し: 妊娠中でも可能な仕事を探し、収入を確保しましょう。
- 生活費の確保: 養育費、児童扶養手当、その他の公的支援制度などを活用しましょう。
- キャリアプラン: 長期的なキャリアプランを立て、スキルアップや資格取得を目指しましょう。
3. 離婚後のキャリアプランと働き方
離婚後の生活を支えるためには、安定した収入源が必要です。妊娠中でも可能な働き方や、将来的なキャリアプランについて考えてみましょう。
3-1. 妊娠中の働き方
妊娠中は、体調に合わせて無理なく働ける仕事を選ぶことが重要です。
- 在宅ワーク: データ入力、ライティング、Webデザインなど、自宅でできる仕事は、通勤の負担がなく、自分のペースで働けます。
- パート・アルバイト: 短時間勤務や、シフト制の仕事を選べば、体調に合わせて働きやすいです。
- テレワーク: オフィスに出勤せず、自宅やサテライトオフィスで働くことができます。
- ベビーシッター: 産後、子供を預けられる環境がない場合は、ベビーシッターを検討することもできます。
注意点: 妊娠中は、無理な労働や長時間労働は避けましょう。体調が優れない場合は、すぐに休むようにしましょう。
3-2. 離婚後のキャリアプラン
離婚後のキャリアプランは、あなたの希望やスキル、子供の年齢などによって異なります。長期的な視点で、将来の目標を設定し、計画的にキャリアを築いていきましょう。
- スキルアップ: 資格取得や、専門スキルを身につけることで、キャリアアップを目指しましょう。
- 転職: より良い条件の仕事を探し、キャリアチェンジすることも可能です。
- 起業・フリーランス: 自分のスキルを活かして、独立することも選択肢の一つです。
- キャリアコンサルタントの活用: 専門家のアドバイスを受けながら、自分に合ったキャリアプランを立てましょう。
ポイント: 離婚後の生活は、経済的な自立が不可欠です。自分の強みや興味のある分野を見つけ、積極的にキャリアを築いていくことが大切です。
4. 経済的な自立のための支援制度
離婚後の生活を支えるためには、様々な支援制度を活用することが重要です。
- 児童扶養手当: 離婚などで、父または母と生計を同じくしていない児童を養育している場合に支給されます。
- 母子家庭等医療費助成制度: 母子家庭などの医療費を助成する制度です。
- 住宅手当: 住居費を補助する制度です。
- 生活福祉資金貸付制度: 低所得者世帯などに対して、生活費や住宅費などを貸し付ける制度です。
- 求職者支援制度: 職業訓練を受けながら、生活費を給付する制度です。
- 養育費: 離婚時に取り決めた養育費は、子供の成長を支える重要な収入源となります。
これらの制度は、自治体や地域によって内容が異なります。お住まいの地域の役所や福祉事務所に相談し、利用できる制度について詳しく調べてみましょう。
5. DVからの脱出と心のケア
DVは、心身に深刻な影響を与えます。安全を確保し、心のケアをしっかりと行うことが重要です。
- DV相談窓口: DVに関する相談や、避難場所の紹介など、様々な支援を受けることができます。
- 精神科医・カウンセラー: 専門家によるカウンセリングを受け、心の傷を癒しましょう。
- 自助グループ: 同じような経験を持つ人たちと交流し、情報交換や心のサポートを受けることができます。
- 休息とリフレッシュ: 趣味や好きなことに時間を使い、心身をリフレッシュしましょう。
- 自己肯定感を高める: 自分を大切にし、自信を取り戻す努力をしましょう。
DVは、決してあなたのせいではありません。一人で抱え込まず、専門家のサポートを受けながら、心身ともに健康な状態を取り戻しましょう。
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6. 養育費の確保と法的措置
離婚後の生活において、養育費は子供の成長を支える重要な収入源となります。養育費の確保と、万が一支払いが滞った場合の法的措置について説明します。
6-1. 養育費の取り決め
離婚協議の際に、養育費の金額、支払い期間、支払い方法などを具体的に取り決めることが重要です。
- 養育費の金額: 双方の収入や、子供の年齢などを考慮して決定します。裁判所の算定表を参考にすることもできます。
- 支払い期間: 原則として、子供が成人するまで（20歳または18歳）とすることが多いです。
- 支払い方法: 毎月決まった日に、銀行振込などで支払うのが一般的です。
- 公正証書の作成: 養育費の取り決めを公正証書にしておくと、万が一支払いが滞った場合に、強制執行の手続きができます。
6-2. 養育費の未払いへの対応
養育費の支払いが滞った場合は、以下の法的措置を検討しましょう。
- 履行勧告: 家庭裁判所から、相手方に養育費の支払いを促すよう勧告してもらいます。
- 履行命令: 家庭裁判所から、相手方に養育費の支払いを命じる命令を出してもらいます。
- 強制執行: 相手方の給与や財産を差し押さえ、養育費を回収します。公正証書があれば、比較的スムーズに手続きできます。
- 弁護士への相談: 養育費の未払い問題は、弁護士に相談し、法的手段を講じることが有効です。
7. 離婚後の生活における注意点
離婚後の生活は、新しいスタートであると同時に、様々な困難に直面することもあります。注意すべき点と、それに対する対策を説明します。
7-1. 経済的な問題
離婚後の生活では、経済的な問題が大きな課題となります。計画的な生活設計と、収入の確保が重要です。
- 収入の確保: 安定した収入源を確保するために、就職活動や、副業などを検討しましょう。
- 支出の見直し: 無駄な支出を減らし、節約を心がけましょう。
- 生活費の管理: 家計簿をつけ、収入と支出を把握し、計画的に生活費を管理しましょう。
- 支援制度の活用: 児童扶養手当や、その他の公的支援制度を活用しましょう。
7-2. 子供への影響
離婚は、子供にも大きな影響を与えます。子供の心のケアと、良好な関係を築くことが大切です。
- 子供とのコミュニケーション: 子供の気持ちに寄り添い、積極的にコミュニケーションを取りましょう。
- 子供の心のケア: 専門家によるカウンセリングや、子供向けの支援プログラムなどを活用しましょう。
- 面会交流: 離婚後も、子供と父親との面会交流を定期的に行い、良好な関係を維持しましょう。
- 子供の成長をサポート: 子供の教育や、習い事などをサポートし、健やかな成長を促しましょう。
7-3. 精神的な問題
離婚後、精神的な落ち込みや、孤独感を感じることがあります。心のケアを行い、前向きに生活することが大切です。
- 心のケア: 友人や家族に相談したり、カウンセリングを受けたりして、心のケアを行いましょう。
- 新しい趣味や活動: 新しい趣味や活動を始め、気分転換を図りましょう。
- 自己肯定感を高める: 自分を大切にし、自信を取り戻す努力をしましょう。
- 目標を持つ: 将来の目標を設定し、それに向かって努力することで、生きがいを見つけましょう。
8. まとめ：未来への一歩を踏み出すために
今回の状況は、非常に困難で、多くの不安を抱えていることと思います。しかし、あなたは決して一人ではありません。専門家や支援機関のサポートを受けながら、一つ一つ問題を解決し、未来への一歩を踏み出してください。
離婚は、人生の大きな転換点です。しかし、それは同時に、新しい人生を始めるチャンスでもあります。経済的な自立、キャリアの構築、そして子供との幸せな生活…あなたの未来は、あなたの努力次第で、必ず切り開くことができます。
まずは、ご自身の安全を確保し、専門家への相談から始めてください。そして、一つ一つ問題を解決し、未来への希望を胸に、前向きに進んでいきましょう。
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