バイトとサークル、そして将来への不安…大学生が抱える悩みを紐解くキャリア相談
バイトとサークル、そして将来への不安…大学生が抱える悩みを紐解くキャリア相談
この記事では、アルバイトとサークル活動、そして将来への不安を抱える大学生の悩みに焦点を当て、具体的な解決策とキャリア形成へのヒントを提供します。あなたの抱える問題がどこにあるのか、どのように解決していくべきか、一緒に考えていきましょう。
初質問、長文です。今、そこはかとなくとても苦しく感じています。バイト先に問題があるのでは、とは思うのですが、どこにどう問題があるかうまく言語化できていません。
今私が置かれている状況を書くので、どこが(特に)問題点なのか、また解決策はないか、知恵を貸していただきたいです。
大学3年生です。アルバイト先(飲食店)でシフト組みを任されているのですが、各バイトの希望シフトだけでは全然人が足りず、グループLINEや個人的に「ここ足りてないので入ってください！！」と言い続けている日々です。それでも人が足りず女将さんに怒鳴られるので、私がサー長を務めているサークルも休みつつシフトを埋めている、という状況です。(サークルは対策をしっかりして大学の許可を得たうえで活動しています。)
バイト先は自営業の飲食店です。30年ほど続いているようで、初期からサークルのツテで人を回してきたようです。数人パートの方はいらっしゃいますが、正社員と呼べるのはマスターと女将さんだけです。パートの方は平日の昼の時間に入っていただいており、土日祝日はバイトのみで回すことになります。時給は飲食店の中ではいい方のようです。時給のほかに賄いはマスターか女将さんが必ず作ってくれて、これも毎度美味しいです。さらに、年に2回ほどマスターがバイトを集めて会食を開いてくれ、感謝を伝えてくれ、時にはプレゼントをくれたりすることもあります。最初はホールに入り、徐々に洗い場などの仕事を教わっていきますが、昇給制度はありません。バイトの募集は店舗前の張り紙のみだと認識しています。バイト募集サイト等からの勧誘は、お金がかかる等の理由で断っていたと思います。
マスターは、時々無茶なことを言ってくることこそありますが、基本的に優しい方です。彼のうんちくを聞くのは好きです。女将さんは、口調がきついことが多いですが、論理的に物事を考えられる方だと思い、尊敬してきました。叱られるときには必ずちゃんとした理由があったからです。ただ、シフト組みを担当することになってからは、理不尽なことを言われ続けているなあ、というのが正直な印象です。
シフト組みは、担当するバイトに入れる日をLINEで送ってもらい、担当者がシフトを組み、個別にシフトを送り、グループでも報告します。人が足りない場合はグループや個別で入れる日を追加で教えてもらう形です。
なぜ人数不足なのか、考えられる理由としては、①コロナの騒ぎで医学系の学生は自粛を余儀なくされていること②サークルのツテで人を入れてきたが、サークルの方も充分な新歓活動ができず、サークル存続の危機に陥っていること③ここ数年は主に2つのサークルの学生で構成されているが、もう1方のサークルの人が現4回生しかいないこと④我々のサークルで、活動制限されていたときの分も取り返そうと、できる範囲で土日にイベント多くやろうとしていること⑤私の押しが足りていないこと
サークルについて。現在は週4回練習をし、それと追加でイベントをやるような、割とガチの大学公認サークルです。現在は来月に控えた定期演奏会に向け練習をしております。そこで今年度のサークル長を務めており、今まで練習休むことは稀でしたが、今月に入ってからの私の出席率は半分程度です。
最後に、私について。国立大学の文系学部3年です。12月から大学のコマ数が激減したのでバイトに入れる時間帯は大幅に増えました(それもシフト組みやると言ってしまった理由の1つです)。自分で言うことでもないですが、周りからは優しいと言われることが多いです。まじめとはとても言えませんが、単位は取れるくらいの勉強はしているし、自分なりに考えて深めてみているつもりです。就活をするつもりですが、まだ何もできていません。強いて言うなら自己分析がちょっと、という感じです。ネガティブ思考をしたり、無謀な量の仕事を抱え込んだりして鬱っぽくなることが多々あります。理不尽なことが嫌いです。今年はサークルが史上初めて止まったり、正直わけ分からないことが多すぎてムリで、暇さえあればベッドで寝てました。
以上です。ここまで読んでいただいた方ありがとうございます。よろしくお願いします。
問題点の整理と現状分析
ご相談ありがとうございます。現状を整理し、問題点を具体的に分析していきましょう。あなたの抱える問題は、アルバイト先でのシフト管理、サークル活動との両立、そして将来への漠然とした不安という、複合的なものです。それぞれの問題点を分解し、解決策を探っていきます。
1. アルバイト先の問題点
- 人員不足: 慢性的な人員不足が、あなたに過度な負担をかけています。シフト組みの責任を負いながら、人集めに奔走し、女将さんからの叱責を受けるという状況は、精神的なストレスも大きいでしょう。
- 労働環境: 昇給制度がない、募集方法が限定的であるなど、労働環境が改善されていない点も問題です。従業員のモチベーションを維持し、定着率を高めるための施策が不足しています。
- コミュニケーション: 女将さんとのコミュニケーションに問題があるようです。理不尽な言動に我慢を強いられる状況は、あなたの精神的な負担を増大させています。
2. サークル活動との両立
- 活動制限: シフトの穴埋めのために、サークル活動を犠牲にせざるを得ない状況は、あなたの貴重な時間を奪い、サークルでの役割を全うできないというジレンマを生んでいます。
- 自己肯定感の低下: サークル長としての責任を果たせないことによる自己肯定感の低下も懸念されます。
3. 将来への不安
- 就職活動への遅れ: 就職活動への準備が遅れていることへの焦り、自己分析の不足は、将来への不安を増大させています。
- メンタルヘルス: ネガティブ思考や鬱っぽい症状が見られることは、深刻な問題です。無理な状況が続くと、心身に悪影響を及ぼす可能性があります。
具体的な解決策
次に、これらの問題に対する具体的な解決策を提案します。
1. アルバイト先の問題解決
- 状況の可視化と交渉:
まずは、現状を客観的に把握し、問題点を具体的に可視化しましょう。シフトの穴埋めにどれだけの時間と労力を費やしているか、それによってサークル活動にどれだけの支障が出ているか、などを記録します。その上で、女将さんやマスターに現状を説明し、改善を求める交渉を行いましょう。具体的には、
- 人員不足の原因分析と対策提案（例：求人広告の活用、時給アップ、従業員へのインセンティブ導入など）
- シフト管理方法の見直し（例：シフト作成ツールの導入、希望休の調整など）
- あなたの負担軽減策（例：シフト組みの分担、応援体制の強化など）
を提案します。交渉の際には、感情的にならず、客観的なデータに基づいて、建設的な話し合いを心がけましょう。
- 労働環境の改善提案:
昇給制度の導入や、バイト募集方法の見直しなど、労働環境の改善を提案することも重要です。あなたの働きがいを向上させるだけでなく、従業員の定着率を高めることにもつながります。マスターに相談し、実現可能な範囲で改善策を検討しましょう。
- コミュニケーションの見直し:
女将さんとのコミュニケーションがうまくいかない場合は、まずは相手の意見を冷静に聞き、理解しようと努めましょう。その上で、あなたの意見を論理的に伝え、建設的な対話を目指しましょう。どうしても改善が見られない場合は、マスターに相談し、間に入ってもらうことも検討しましょう。
2. サークル活動との両立
- 優先順位の設定:
アルバイトとサークル活動の優先順位を明確にし、時間管理を徹底しましょう。どうしても両立が難しい場合は、サークル活動の頻度を調整したり、役割分担を見直したりするなど、柔軟な対応が必要です。サークルメンバーと協力し、負担を分散することも検討しましょう。
- 周囲への相談:
サークル長としての悩みや、アルバイトとの両立の難しさを、サークルメンバーや大学の先生に相談してみましょう。客観的なアドバイスをもらうことで、新たな解決策が見つかるかもしれません。
- 自己肯定感の維持:
サークル活動で成果を出すことだけでなく、小さな成功体験を積み重ねることで、自己肯定感を高めましょう。目標を細分化し、達成可能な目標を設定することで、モチベーションを維持できます。
3. 将来への不安の解消
- 就職活動の準備:
まずは、自己分析から始めましょう。自分の強みや弱み、興味のあること、将来のキャリアプランなどを明確にすることで、就職活動の方向性が見えてきます。大学のキャリアセンターや就職支援サービスを活用し、積極的に情報収集を行いましょう。インターンシップへの参加も、企業理解を深める良い機会になります。
- メンタルヘルスケア:
ネガティブ思考や鬱っぽい症状が見られる場合は、専門家への相談を検討しましょう。カウンセリングや精神科医の診察を受けることで、適切なアドバイスや治療を受けることができます。また、ストレスを軽減するために、趣味や運動など、自分に合ったリフレッシュ方法を見つけましょう。十分な睡眠とバランスの取れた食事も、メンタルヘルスの維持に重要です。
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成功事例と専門家の視点
多くの大学生が、あなたと同じような悩みを抱えています。以下に、成功事例と専門家の視点を紹介します。
1. 成功事例
- Aさんの場合: 大学2年生のAさんは、アルバイト先での人間関係に悩み、キャリアカウンセラーに相談しました。カウンセラーのアドバイスを受け、問題点を整理し、店長との交渉に臨みました。その結果、シフトの調整や、労働環境の改善を実現し、アルバイトと学業の両立に成功しました。
- Bさんの場合: 大学3年生のBさんは、就職活動への不安から、自己分析を徹底的に行いました。キャリアセンターのサポートを受けながら、自分の強みや興味のある分野を明確にし、希望する企業への内定を獲得しました。
2. 専門家の視点
- キャリアコンサルタント: 「大学生の悩みは、多岐にわたります。アルバイト、サークル活動、学業、そして将来への不安。これらの問題を解決するためには、自己分析を深め、問題の本質を見抜くことが重要です。そして、具体的な行動計画を立て、一つずつ実行していくことが大切です。」
- 精神科医: 「大学生は、多忙な生活の中で、ストレスを抱えやすい時期です。精神的な不調を感じたら、一人で抱え込まず、専門家に相談することが大切です。早期に対処することで、心身の健康を維持し、充実した学生生活を送ることができます。」
まとめ
今回の相談に対する解決策をまとめます。
- アルバイト先の問題: シフト管理の問題を可視化し、交渉を通じて改善を求める。労働環境の改善を提案する。
- サークル活動との両立: 優先順位を明確にし、時間管理を徹底する。周囲に相談し、協力体制を築く。
- 将来への不安: 自己分析を深め、就職活動の準備を始める。メンタルヘルスケアを行い、専門家への相談を検討する。
あなたは、まだ大学3年生です。これから多くの経験を積み、成長する可能性があります。焦らず、一つずつ問題を解決し、自分の目標に向かって進んでいきましょう。応援しています。
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