親の介護とキャリアの狭間で揺れる22歳大学生へ：後悔しない選択をするためのロードマップ
親の介護とキャリアの狭間で揺れる22歳大学生へ：後悔しない選択をするためのロードマップ
この記事では、22歳大学生で、卒業後のキャリアと親の介護という、二つの大きな問題の間で揺れ動いているあなたに向けて、具体的なアドバイスと解決策を提示します。あなたは、家庭環境の問題を乗り越え、経済的な自立を果たし、現在は社会人としてのスタートを目前に控えています。しかし、母親の介護と、自身の将来設計の間で葛藤し、将来への不安を感じていることでしょう。この記事が、あなたの抱える悩みを解決し、後悔のない選択をするための一助となることを願っています。
話せる人もいなくて、また明確な答えもないですが、少し気負い過ぎてしまいしんどくなった為ここで吐き出させて頂きます。どうかお手柔らかにお願い致します。
私は四人兄弟の長女22歳大学生です。私の家庭は本当に様々な問題を抱え、既に乗り越えたものですので詳細は略しますが最終的には家庭崩壊となり私が高校生の頃両親は離婚し4人兄弟もバラバラとなりました。長女である私は間に挟まれ、当時はとても苦労しましたし病みました。
結局最初は4人経済力のある父親に引き取られましたが、その後、妹は母親の元へゆき、私は父と絶縁状態となり一人暮らしを始めました。そこから私は完全に経済的に自立し大学生ながらバイトを掛け持ちし、学費や一人暮らしの費用すべてを自分で負担し生活し現在はそれなりにその生活にも慣れました。
しかしそう上手くは行きません。
父と離婚するまで専業主婦だった50歳の母が、急に一人暮らしを始め慣れない体に無理をさせ働き過ぎて、体力精神的にも追い詰められていました。実際、父と関係悪化の際から精神安定剤も服用していましたし精神状態も良くなかったと思います。それが原因かは分かりませんが、2年前に脳梗塞になってしまいました。幸い命に別状は無かったのですが体の半分が麻痺(しびれている)という後遺症が残ってしまいました。これは医者に治ることは無いと言われている様です。常に痺れて痛い状態で薬を飲み痛みを抑えています。体も今までの様に動かせません。
しかし、経済力も養ってくれる人もいない為現在も母親はアルバイトの少ない給料で生活しています。体に後遺症が残っていますが、以前から務めていた飲食店の体力仕事を続けています。週1しか休みが取れず勤務時間も長く、そんな過酷な労働状況で思わず驚くような安い給料です。働かせて貰っている為文句も言えませんが、大学生の私の方が余裕で稼げます。体に不自由がある分仕事も限られますので母もそのような条件の中無理して働くしかないのです。
ちなみに実際現在の母の状態では障害者手帳を取り、生活保護を受けることも可能な様ですが、本人がそれは嫌みたいです。やれるまで頑張りたい、と言っています。
こんな状態ですので、私は「卒業したら母と暮らして母を養う」とずっと決めていました。それを胸に必死に日々を過ごしてきました。そして無事、ある会社に内定を貰い春から社会人になれる事が確定しました！本当に有難いことですし全力で働き親を支えたいと思っていますし、副業もしているのでそちらでも精進し、お金を一生懸命稼ぎたいと思っています。
ここまでの説明で長くなりましたが、私の現在の悩みは今からです。
いざ就職が決まり、母と暮らすということを真剣に考え始めました。無理して働いている母に楽をして欲しい想いがあり、2人で暮らして私が生活費等払おうという話を私から持ち出しました。（以前からそう母に言っていました。）母的にも現在の労働状況はきつく、私と暮らせば仕事を減らし負担が減らせるのでそれが良いとの考えでした。
母は現在の職場で、時間を減らす事が可能ですが、そうすると給料は月6万程にぐんと減ります。しかし現在の条件では病気の体で少し無理をしすぎだと思いますので、母の体を思えばそれが良いと思います。
そのような事を考える中で、私の中にもう一つの気持ちが芽生えてきました。勿論、私の中で病気の母の為にという気持ちで常にいましたし、そのように必死で過ごしてきました。しかし、最近は、こんな事を想うことすら嫌ですが、「しんどい」という気持ちが日に日に大きくなってきてしまいました。その考えは悪だと思い今まで押さえつけていたのでしょうが、このしんどいという気持ちに1度気づいて受け入れてしまってから、どんどんしんどい気持ちが増してきました。
理由としては、まず私が今住むA県と母が住むB県は1つ隣の他県であること。
- 私は中学までA県に住んでいて、家族で父の地元であるB県に引っ越したが、私は現在またA県に住んでいる。
- 母の地元はA県であるが母は両親も死んでおり帰る家もなく、仕事もあるのでB県に住んでいる。私以外の子供3人もB県にいるし離れたくないだろう。
- 私からすると、生まれ育ったA県の方が友達も多く暮らしやすい為本心ではA県に居たい。ど田舎でほぼ知り合いもいないB県で生活を送りたいと全く思えない。
B県に住むとすれば完全に母の世話をする為に生きることになります。本当にそれだけ。また結婚したいと考える彼氏とも出会えたが、彼氏はA県に住んでいる為、もし私がB県に住めば更に遠距離になる。いつか一緒に住もうと言われているが、実際に考えると、母を養う、支える人が私しかいない間はずっと私は母を支え続けなければいけません。結婚とか同棲とか、自分の為に生きるって無理な気がしてきたのです。自分の未来は諦めるしかないのでしょうか。
1. 状況の整理：あなたの抱えるジレンマ
まず、あなたの置かれている状況を整理しましょう。あなたは、
- 22歳大学生で、まもなく社会人になる。
- 経済的に自立し、困難な状況を乗り越えてきた。
- 母親の介護と、自身の将来設計の間で葛藤している。
- 母親の健康状態を心配し、一緒に暮らして支えたいと考えている。
- しかし、自身の生活や将来の夢も諦めたくないという思いがある。
- 住む場所、結婚、キャリアなど、様々な選択肢の間で板挟みになっている。
この状況は、非常に多くの人が直面する可能性のある問題です。特に、核家族化が進み、女性の社会進出が進む現代社会においては、介護と仕事の両立は大きな課題となっています。あなたは、この問題に直面し、真剣に向き合おうとしているのです。
2. 感情の整理：なぜ「しんどい」と感じるのか？
次に、あなたが「しんどい」と感じる理由を具体的に分析してみましょう。感情を整理することで、問題の本質が見えてきます。
- 自己犠牲への恐れ： 母親を支えるために、自分の将来を犠牲にしなければならないのではないかという不安。
- 場所への違和感： 慣れない土地での生活に対する抵抗感。
- 将来への不確実性： 結婚やキャリアプランが実現できるのかという不安。
- 孤独感： 頼れる人が少なく、一人で抱え込んでいるという孤独感。
- 罪悪感： 母親を支えたいという気持ちと、自分の将来を諦めたくないという気持ちの間で揺れ動くことに対する罪悪感。
これらの感情は、決して悪いものではありません。むしろ、あなたが真剣に自分の人生と向き合い、大切な人を想っているからこそ生まれる感情です。まずは、これらの感情を否定せず、受け入れることが大切です。
3. 解決策の提案：後悔しない選択のために
ここからは、あなたが後悔しない選択をするための具体的な解決策を提案します。大きく分けて、
- 情報収集と選択肢の明確化
- コミュニケーションと関係性の構築
- キャリアと介護の両立支援
の3つのステップで考えていきましょう。
3-1. 情報収集と選択肢の明確化
まずは、現状を客観的に把握し、選択肢を広げることが重要です。
- 経済的な状況の把握： 母親の収入、支出、利用可能な制度（障害者手帳、生活保護など）を具体的に把握しましょう。
- 介護サービスの利用可能性： 地域の介護サービス（訪問介護、デイサービス、ショートステイなど）について調べ、利用できるものをリストアップしましょう。自治体の窓口や地域包括支援センターに相談することもできます。
- 住居の選択肢： A県とB県のそれぞれのメリット・デメリットを比較検討し、賃貸物件の情報などを収集しましょう。同居する場合の費用や、生活空間についても具体的に検討する必要があります。
- キャリアプランの検討： 就職先の企業で、介護と両立できるような制度（時短勤務、在宅勤務など）があるか確認しましょう。副業やフリーランスとしての働き方も視野に入れると、柔軟な働き方が可能になるかもしれません。
- 結婚の可能性： 彼氏との将来について、率直に話し合いましょう。お互いの希望や、現実的な問題について話し合うことで、より良い選択ができるはずです。
これらの情報を収集し、それぞれの選択肢のメリット・デメリットを比較検討することで、あなたにとって最善の選択肢が見えてくるはずです。
3-2. コミュニケーションと関係性の構築
次に、母親とのコミュニケーションを深め、お互いの気持ちを理解し合うことが大切です。
- 率直な話し合い： 母親と、あなたの将来に対する希望や不安を率直に話し合いましょう。お互いの気持ちを共有することで、より良い解決策を見つけることができます。
- 感謝の気持ちを伝える： 母親への感謝の気持ちを言葉で伝えましょう。あなたの気持ちが伝わることで、母親も安心し、前向きな気持ちになれるはずです。
- 第三者の意見を聞く： 信頼できる親族や友人、専門家（ケアマネージャー、社会福祉士など）に相談し、客観的な意見を聞きましょう。
- 境界線を引く： 母親を支えることは大切ですが、すべてを一人で抱え込む必要はありません。自分の心身の健康を守るために、必要な範囲でサポートし、無理のない範囲で関わるようにしましょう。
コミュニケーションを通じて、お互いの理解を深め、より良い関係性を築くことができれば、将来に対する不安も軽減されるはずです。
3-3. キャリアと介護の両立支援
最後に、キャリアと介護を両立するための具体的な方法を検討しましょう。
- 企業の制度の活用： 就職先の企業の制度を最大限に活用しましょう。時短勤務、在宅勤務、介護休暇など、利用できる制度がないか確認し、積極的に活用しましょう。
- 介護サービスの利用： 介護サービスを積極的に利用しましょう。訪問介護、デイサービス、ショートステイなどを利用することで、あなたの負担を軽減し、母親の生活の質を向上させることができます。
- 家族や親族との連携： 兄弟姉妹や親族と協力し、介護の負担を分担しましょう。役割分担や、情報共有を密にすることで、一人で抱え込むことを防ぐことができます。
- 専門家への相談： ケアマネージャーや社会福祉士などの専門家に相談し、適切なアドバイスを受けましょう。専門家のサポートを受けることで、介護に関する知識やノウハウを習得し、より良い介護ができるようになります。
- 副業やフリーランス： 副業やフリーランスとして働くことで、収入を増やし、柔軟な働き方を実現することができます。自分のスキルや経験を活かせる仕事を探し、キャリアアップを目指しましょう。
これらの方法を組み合わせることで、キャリアと介護を両立し、自分らしい生き方を実現することが可能です。
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4. 具体的なアクションプラン
上記の解決策を踏まえ、具体的なアクションプランを立てましょう。
- 情報収集： 母親の経済状況、利用可能な介護サービス、住居の選択肢、企業の制度について、具体的な情報を収集する。（1週間以内）
- 話し合い： 母親と、あなたの将来に対する希望や不安について話し合う。（1週間以内）
- 専門家への相談： ケアマネージャーや社会福祉士に相談し、具体的なアドバイスを受ける。（2週間以内）
- 企業の制度確認： 就職先の企業の人事担当者に、介護と両立できる制度について確認する。（就職後）
- 介護サービスの利用開始： 必要に応じて、介護サービスの利用を開始する。（状況に応じて）
これらのアクションプランを、一つずつ実行していくことで、あなたの抱える問題を解決し、より良い未来を切り開くことができるはずです。
5. 未来への展望：自分らしい生き方を見つけるために
最後に、あなたの未来への展望について考えてみましょう。あなたは、困難な状況を乗り越え、経済的な自立を果たし、社会人としてのスタートを目前に控えています。あなたの強みは、
- 困難を乗り越える力： これまでの経験から培われた、逆境に立ち向かう力。
- 責任感： 家族を支えたいという強い責任感。
- 行動力： 目標に向かって努力し、行動できる力。
これらの強みを活かし、情報収集、コミュニケーション、キャリアと介護の両立支援を通じて、あなたらしい生き方を見つけることができるはずです。
未来は、あなたの選択と行動によって変わります。恐れずに、自分の心に従い、後悔のない選択をしてください。あなたの未来が、希望に満ちたものになることを心から願っています。
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