就職が怖い…教育大4年生が抱える「働くこと」への不安を解消するロードマップ
就職が怖い…教育大4年生が抱える「働くこと」への不安を解消するロードマップ
この記事では、教育大学に通う4年生で、就職活動を目前に控えながらも、将来への不安や「働くこと」への恐怖心から、なかなか一歩を踏み出せないでいるあなたに向けて、具体的なアドバイスと解決策を提示します。幼稚園教諭を目指していたものの、小学校教員養成の学部に入学し、その後の実習やアルバイト経験を通して、自身の適性や将来像について悩み、地方公務員への転職も視野に入れているあなたの複雑な心境に寄り添いながら、キャリア選択のヒントをお届けします。
就職するのが怖いです。長文になります。
教育大に通う4回生です。幼稚園の時に当時の担任の先生が大好きで、わたしも幼稚園の先生になりたい!とおもってから、高校の時までずっと漠然と幼稚園の先生になるのだと思って生きてきました。
しかし、大学に入る際に諸事情で小学校教員養成の学部に入ってしまったので、ここまで幼稚園・保育の実習に行かずに来てしまいました。小学校の実習には行ったのですが、小学校の先生にはなりたくないと感じただけでした。
子供は好きなのですが、別に教えることに興味はなく(というか苦手)、さらに、私はそもそも前に立つのが苦手なのです。だから幼稚園の資格もあるし、もともと幼稚園教諭を目指していたし、小学校よりは興味もあるし、ボランティアで2ヶ月ほどこども園に行ったりして、楽しかったので幼稚園教諭になろうとおもっていました。
しかし、4回生に入っていざ就活となった時期にまた別のこども園でアルバイトをしたところ、事前の面接で聞いていたのとはまるで違う保育の仕方で、見ていてしんどいし、人間関係も最悪、賃金もブラックであっという間にやめてしまいました。
これをきっかけに、どこの園に就職するにしても、入ってみないとわからないし、そこでしんどくなった時に、働き続けられる自信が一気になくなりました。
そうなった時に考え直してみると、そもそもいくら子供が好きでも飲食のバイト先で子供がキーキー大声で泣いているのをずっと聞いているとイライラしてしまうし、前に立つことは苦手だし、子供の命を預かる責任を持ちたくないとおもってしまいます。
いや、そもそも飲食のバイト先でも長く働いているのに、最低限のことしか覚えず、後輩に出来ることをどんどん抜かされていっている私は働くこと自体向いてないのではないか?と感じ始めました。
でも、働かなくては生きていけないことは分かっています。そこで、地方公務員になるのはどうかと考え始めました。
準備物が多く、サービス残業ばかりの保育業界に比べると、部署にもよりますが残業代もつき、定時退職ができ、土日も休みと思うと、すごく魅力的に感じます。
もちろん地方公務員にもしんどさはあると思うのですが、保育はほんとうにブラックだという話をたくさん聞くので、それに比べると、、という思いがあります。
でも、もちろん親は反対しています。教育大に行かせたのに、給料のいい小学校教諭にならないと言い出したかと思えば、教育と関係のない職を選ぼうとしている、、わたしが親でも同じように反対すると思います。
でも今のわたしには地方公務員がすごく魅力的です。でもこんな状況で地方公務員を受けても、面接官に全て見透かされそうで、怖いです。
保育に関しても、興味がなくなったというよりは、逃げているだけなような気がして心の底からなりたくないかと言われるとそれもなんともいえません。
9月に唯一3週間幼稚園実習があります。だから、それと同じ時期にある保育の採用試験と、地方公務員の試験両方を受けようとおもっています。その方が最後の決断をできる気がするからです。
でも周りの友達は今教採の勉強や、実習を頑張っていて、その中でわたしはまだその時期ではないからと試験を受けずに9月まで待つのが怖いです。
7月にも地方公務員・保育の採用試験があります。受けたいのですが、もしそこでどちらかが受かってもそこで働ける自信もありません。またその時にどちらかを選んでしまって、実習のときにやっぱり保育をしたいorしたくないとなるのが怖いです。
いや、そもそもやっぱり働きたくないです。でも大学4年生で授業が少なく、バイトもあまりしてなくて毎日暇なのも辛いので、きっとニートになるのも辛いと思います。
つらつらと長く書いてしまい、すみません。就活を通して今までの自分があまり考えずに生きてきてしまったことをすごく後悔しています。また、働くって、生きるって、じんせいってなんなんだろう、、ってすごく最近考えています。きっと就活って人生を見つめなおすいい機会なんだろうな、人生観が変わってもいいなと思いながらも毎日どうしようどうしようとぐるぐる思っています。誰かに意見を言われると全部それがいい気がして、自分がどうしたいか決まりません。なんでもいいです。これを読んで思ったこと、叱ってくださる方、アドバイス、なんでもお願いします。
就職活動を前に、将来への漠然とした不安や、働くことへの恐怖心、そして「自分は何がしたいのか」という根本的な問いに直面しているあなた。この複雑な感情は、多くの人が経験するものであり、決してあなただけのものではありません。この記事では、あなたの抱える不安を一つずつ紐解き、具体的な解決策を提示することで、自信を持って未来へ踏み出すためのお手伝いをします。
1. 自己分析:あなたの「好き」と「得意」を見つける
まず最初に取り組むべきは、自己分析です。あなたの「好き」と「得意」を明確にすることで、将来のキャリア選択の方向性が見えてきます。
1-1. 過去の経験を振り返る
これまでの人生で、あなたが「楽しい」「やりがいを感じた」と感じた瞬間を具体的に書き出してみましょう。幼稚園教諭を目指していたこと、こども園でのボランティア経験、飲食店のアルバイト経験など、どんな些細なことでも構いません。
例えば、
- 幼稚園の先生に憧れていた理由
- こども園でのボランティアで楽しかったこと
- 飲食店のアルバイトで、お客様に喜んでもらえたこと
これらの経験から、あなたの興味や価値観、得意なこと、苦手なこと、そして「働くこと」への潜在的な願望が見えてくるはずです。
1-2. 自分の強みと弱みを客観的に分析する
次に、自己分析ツールや、友人、家族からのフィードバックを活用して、あなたの強みと弱みを客観的に分析しましょう。
例えば、
- コミュニケーション能力
- 問題解決能力
- 計画性
- 集中力
- チームワーク
あなたの強みを活かせる仕事、弱みを補える仕事を探すことが、キャリア選択の重要なポイントになります。
1-3. 興味のある分野を探求する
自己分析の結果をもとに、興味のある分野を具体的に探求しましょう。
例えば、
- 教育業界
- 公務員
- 事務職
- 接客業
それぞれの分野について、仕事内容、必要なスキル、キャリアパスなどを調べて、自分に合った仕事を見つけましょう。
2. キャリアプランの検討:複数の選択肢を比較検討する
自己分析の結果を踏まえ、具体的なキャリアプランを検討しましょう。あなたの状況に合わせて、複数の選択肢を比較検討することが重要です。
2-1. 幼稚園教諭・保育士
幼稚園教諭や保育士は、子供たちの成長を間近で感じられる、やりがいのある仕事です。しかし、労働環境や給与面での課題も存在します。
メリット:
- 子供たちの成長を間近で感じられる
- 感謝される機会が多い
- 自分のアイデアを活かせる
デメリット:
- 労働時間が長い
- 給与が低い
- 人間関係の悩み
もし、幼稚園教諭や保育士を目指すのであれば、労働環境の良い園を探すこと、あるいは、保育以外の関連職種(児童発達支援、放課後等デイサービスなど)を検討することもできます。
2-2. 地方公務員
地方公務員は、安定した雇用と福利厚生が魅力です。教育系の部署だけでなく、様々な部署で活躍できる可能性があります。
メリット:
- 安定した雇用
- 福利厚生が充実
- ワークライフバランスが取りやすい
デメリット:
- 異動がある
- 年功序列
- 民間企業に比べて給与が低い場合がある
地方公務員を目指すのであれば、教育関連の部署だけでなく、あなたの興味やスキルに合った部署を探すことが重要です。また、面接対策をしっかりと行い、あなたの熱意を伝える必要があります。
2-3. その他の選択肢
あなたの興味やスキル、これまでの経験を活かせる仕事は、他にもたくさんあります。
例えば、
- 一般事務
- 営業事務
- 人事・総務
- 広報
これらの仕事は、未経験でも挑戦できる求人も多く、あなたのこれまでの経験やスキルを活かせる可能性があります。
また、大学で学んだ知識を活かせる仕事(教育関連企業、学習塾など)も検討してみましょう。
3. 情報収集と準備:具体的な行動計画を立てる
キャリアプランが決まったら、具体的な行動計画を立て、情報収集と準備を始めましょう。
3-1. 業界・企業研究
興味のある業界や企業について、徹底的に調べましょう。
例えば、
- 企業のウェブサイト
- 採用情報
- 企業説明会
- OB・OG訪問
企業の理念、事業内容、労働環境などを理解することで、自分に合った企業を見つけることができます。
また、インターネット上の情報だけでなく、実際に企業の人に話を聞くことで、より深い情報を得ることができます。
3-2. スキルアップ
希望する職種に必要なスキルを習得しましょう。
例えば、
- パソコンスキル
- コミュニケーション能力
- 語学力
- 専門知識
資格取得や、セミナー受講、オンライン講座の受講など、様々な方法でスキルアップを図ることができます。
また、インターンシップに参加することで、実務経験を積むこともできます。
3-3. 就職活動の準備
履歴書や職務経歴書の作成、面接対策など、就職活動に必要な準備を行いましょう。
例えば、
- 自己PR
- 志望動機
- 面接対策
就職活動は、一人で抱え込まず、キャリアセンターや就職エージェントなどのサポートを活用しましょう。
4. 失敗を恐れない:柔軟な思考と行動を心がける
就職活動は、必ずしもスムーズに進むとは限りません。失敗を恐れず、柔軟な思考と行動を心がけることが重要です。
4-1. ポジティブ思考
失敗しても、それを成長の糧と捉え、前向きに考えましょう。
例えば、
- 面接に落ちたら、なぜ落ちたのかを分析し、改善点を見つける
- 内定が出なくても、焦らずに、自分に合った企業を探し続ける
ポジティブな思考は、あなたのモチベーションを維持し、困難を乗り越える力になります。
4-2. 視野を広げる
一つの選択肢に固執せず、視野を広げましょう。
例えば、
- 興味のある分野以外の仕事も調べてみる
- キャリアチェンジを検討する
視野を広げることで、新たな可能性を発見し、自分に合った仕事を見つけることができます。
4-3. 周囲に相談する
一人で悩まず、周囲の人に相談しましょう。
例えば、
- 家族
- 友人
- 大学のキャリアセンター
- 就職エージェント
第三者の意見を聞くことで、新たな視点を得たり、客観的なアドバイスをもらったりすることができます。
5. 幼稚園実習と試験:最終決断に向けて
9月にある幼稚園実習と、保育の採用試験、地方公務員の試験を両方受けるというあなたの決断は、非常に良いと思います。
それぞれの経験を通して、あなたの「本当にやりたいこと」が見えてくるはずです。
5-1. 幼稚園実習での気づき
幼稚園実習を通して、幼稚園教諭の仕事の楽しさ、難しさ、そして、あなた自身の適性を改めて確認しましょう。
実習を通して、
- 子供たちとの関わり方
- 保育の現場の雰囲気
- 仕事のやりがい
- 仕事の厳しさ
などを肌で感じ、将来のキャリアを具体的にイメージしましょう。
5-2. 試験への挑戦
保育の採用試験と、地方公務員の試験に挑戦することで、あなたの可能性を広げることができます。
試験対策を通して、
- 自己分析
- 業界研究
- 面接対策
など、就職活動に必要なスキルを磨きましょう。
試験の結果だけでなく、試験を通して得られる経験も、あなたの成長につながります。
5-3. 最終決断
幼稚園実習、保育の採用試験、地方公務員の試験の結果を踏まえ、あなたの「本当にやりたいこと」をじっくりと考え、最終的なキャリアプランを決定しましょう。
最終決断の際には、
- あなたの価値観
- あなたの強み
- あなたの将来像
などを考慮し、後悔のない選択をしてください。
もし、どうしても最終決断が難しい場合は、第三者の意見を聞くことも有効です。
家族、友人、大学のキャリアセンター、就職エージェントなど、信頼できる人に相談し、あなたの考えを整理するのも良いでしょう。
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6. まとめ:未来への一歩を踏み出すために
就職活動は、あなたの人生にとって大きな転換期です。
不安や迷いは当然ですが、恐れずに、あなたの「好き」と「得意」を見つけ、様々な選択肢を検討し、情報収集と準備を重ね、そして、失敗を恐れずに、柔軟な思考と行動を心がけることで、必ず未来への一歩を踏み出すことができます。
あなたのキャリアが、充実したものになることを心から応援しています。
最後に、あなたが「働くこと」を通して、自分らしい人生を歩むことができるよう、心から願っています。
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