送別会に着物で参加！失敗しない着物選びと着こなし術を伝授
送別会に着物で参加！失敗しない着物選びと着こなし術を伝授
送別会での着物選び、悩みますよね。特に、場所や参加者の年齢層、手持ちの着物の種類など、考慮すべき点がたくさんあります。この記事では、あなたの着物選びの悩みを解決し、自信を持って送別会に参加できるよう、具体的なアドバイスを提供します。
送別会に着ていく着物について、アドバイスをいただきたく質問させていただきます。まず、場所は高級なところではなく、リーズナブルな居酒屋です。行ったことがないところなのですが、チェーン店ではなく、民家っぽい雰囲気のお店だそうです。職場の店長の送別会ですが、店長含め２０代から３０代が多く、堅苦しい雰囲気にはならないと思います。
手持ちの着物は、
- 付け下げ(抹茶色のものと黄色のものがあります)
- 飛び柄でない小紋(色も柄もいろいろ持っています)
- 単衣の紬(季節には合わないけれど、暗いピンクの多色縞柄で、場の雰囲気には手持ちの中で一番合いそうなもの)
- ウール着物(紺地に黄色と赤のチェック柄やオレンジのドット、ピンクと青の絣？など、こけしが着てそうなもの)
があります。
付け下げは帯を普段ものにしても気張りすぎ、小紋もきれいめ過ぎ？紬は柄がいいけれど単衣だし、ウールはさすがに…？と、もうどれを着たらいいか迷っております。
着物を着ることにした理由は、着付けを覚えて休みに着物を着るようになったら、洋服の方がよくわからなくなってしまったためです…。洋服ダンスに向かうと頭が真っ白になり、全く決まりません。着物なら、着物さえ決まってしまえばコーディネートはさくさくできます。洋服ダンスの前で途方に暮れるより、着物を決めてさっさと着た方が断然早いくらいになってしまいました。
気づけばもう送別会は明日に迫っております。どなたかアドバイスをお願いいたします。
着物選びの基本：場にふさわしい装いとは
送別会での着物選びで最も大切なのは、場の雰囲気に合った装いをすることです。今回のケースでは、居酒屋での送別会であり、20代から30代の参加者が中心であることから、「カジュアルさ」と「華やかさ」のバランスが重要になります。堅苦しすぎず、かといってラフすぎない、程よいおしゃれ感を意識しましょう。
手持ちの着物別！送別会におすすめの着物とコーディネート
それでは、あなたの手持ちの着物の中から、送別会に最適なものを選び、具体的なコーディネートを提案していきます。
1. 付け下げ：上品さを程よく抑えて
付け下げは、訪問着に次ぐ格の着物で、上品な印象を与えます。今回の送別会では、帯や小物でカジュアルダウンすることで、場に馴染ませることができます。
- おすすめの着物： 抹茶色または黄色の付け下げ
- コーディネートのポイント：
- 帯：カジュアルな名古屋帯や、半幅帯を選ぶと良いでしょう。色柄は、着物の色と相性の良いものを選び、派手すぎない程度に遊び心を取り入れましょう。
- 帯締め・帯揚げ：帯の色に合わせて、控えめな色合いのものを選びます。帯締めは、カジュアルな印象の平組のものを、帯揚げは、縮緬などの素材を選ぶと良いでしょう。
- 小物：バッグは、和装用のバッグでも良いですが、カジュアルなパーティーバッグや、クラッチバッグでも素敵です。草履は、普段使いできるような、シンプルなデザインのものを選びましょう。
2. 小紋：おしゃれで華やかな着こなし
小紋は、普段着として着られる着物ですが、色柄によっては、送別会にもぴったりです。華やかな柄を選び、小物で個性を出すことで、おしゃれ度をアップさせましょう。
- おすすめの着物： 色柄が豊富なので、手持ちの小紋の中から、場の雰囲気に合いそうなものを選びましょう。例えば、可愛らしい柄や、モダンな柄の小紋がおすすめです。
- コーディネートのポイント：
- 帯：小紋に合わせて、様々な帯を選ぶことができます。フォーマルすぎない名古屋帯や、半幅帯、京袋帯なども良いでしょう。
- 帯締め・帯揚げ：着物の色柄に合わせて、遊び心のある色や柄を選びましょう。
- 小物：バッグや草履は、着物の雰囲気に合わせて選びましょう。カジュアルなパーティーバッグや、ブーツなどを合わせてもおしゃれです。
3. 単衣の紬：季節感を考慮して
単衣の紬は、通常は単衣の季節（6月、9月）に着るものですが、場の雰囲気や、着物の柄によっては、送別会でも着用できます。ただし、季節感を考慮し、暑苦しく見えないように注意しましょう。
- おすすめの着物： 暗いピンクの多色縞柄の紬
- コーディネートのポイント：
- 帯：紬の雰囲気に合う、カジュアルな名古屋帯や、半幅帯を選びましょう。
- 帯締め・帯揚げ：着物の色に合わせて、落ち着いた色合いのものを選びましょう。
- 小物：バッグや草履は、着物の雰囲気に合わせて選びましょう。
4. ウール着物：カジュアルすぎる可能性も
ウール着物は、普段着として着る着物で、カジュアルな印象が強いです。今回の送別会では、場に合わない可能性があるので、避けた方が無難です。どうしても着たい場合は、小物使いで工夫し、カジュアルすぎないように注意しましょう。
- おすすめの着物： 今回はおすすめしません。
- コーディネートのポイント：
- 帯：ウール着物に合う、カジュアルな名古屋帯や、半幅帯を選びましょう。
- 帯締め・帯揚げ：着物の色に合わせて、落ち着いた色合いのものを選びましょう。
- 小物：バッグや草履は、着物の雰囲気に合わせて選びましょう。
着物選びの最終決定：明日の送別会に向けて
上記を参考に、手持ちの着物の中から、送別会に最適なものを選びましょう。ポイントは、「場の雰囲気に合うこと」「自分の個性を表現できること」です。迷った場合は、試着をして、周りの人に意見を聞いてみるのも良いでしょう。着物選びに迷う時間は、洋服選びに時間をかけるよりも、きっと楽しいはずです。
着物で送別会を楽しむためのその他のヒント
- 着付け： 着付けは、事前に済ませておくのがおすすめです。もし、自分で着付けをする場合は、時間に余裕を持って、練習しておきましょう。
- ヘアスタイル： 着物に合うヘアスタイルを事前に決めておきましょう。美容院でセットしてもらうのも良いですし、自分でアレンジするのも楽しいでしょう。
- 持ち物： 着物に必要な持ち物（バッグ、草履、肌襦袢、裾よけ、長襦袢、帯、帯締め、帯揚げ、伊達締め、腰紐、衿芯、補正パッドなど）を事前に確認し、忘れ物がないようにしましょう。
- 移動手段： 着物での移動は、普段と勝手が違います。電車やバスを利用する場合は、混雑を避けるようにしましょう。タクシーを利用するのも良いでしょう。
- 食事： 着物を着ていると、食事のマナーも気になります。食べこぼしに注意し、食事を楽しむようにしましょう。
着物選びのプロからのアドバイス：自信を持って、着物を楽しもう
着物選びは、難しいと感じるかもしれませんが、ポイントを押さえれば、誰でも楽しむことができます。今回の送別会では、あなたの個性を活かした着物姿で、素敵な時間を過ごしてください。自信を持って、着物を楽しむことが、何よりも大切です。
もし、それでも着物選びに迷ったり、もっとパーソナルなアドバイスが欲しい場合は、専門家に相談するのも良いでしょう。着物コーディネートのプロは、あなたの個性を引き出し、最高の着物姿を演出するためのアドバイスをしてくれます。
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まとめ：送別会での着物選び、楽しんで！
送別会での着物選びは、少しの工夫で、あなたの魅力を最大限に引き出すことができます。場の雰囲気に合った着物を選び、小物使いで個性をプラスすることで、自信を持って送別会に参加できるでしょう。この記事が、あなたの着物選びの参考になれば幸いです。素敵な送別会になりますように！
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